城陽市議会 > 2022-06-16 >
令和 4年建設常任委員会( 6月16日)

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  1. 城陽市議会 2022-06-16
    令和 4年建設常任委員会( 6月16日)


    取得元: 城陽市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-26
    令和 4年建設常任委員会( 6月16日)             建設常任委員会記録 〇日 時  令和4年6月16日(木曜)午前10時00分開議 〇場 所  城陽市議会委員会室 〇出席委員(9名)        熊 谷 佐和美   委 員        谷 村 浩 志   委 員        平 松   亮   委 員        澤 田 扶美子   委 員        増 田   貴   委 員        相 原 佳代子   委 員        谷   直 樹   委 員        土 居 一 豊   委 員        語 堂 辰 文   委 員 〇欠席委員(1名)        本 城 隆 志   委 員
    〇議会事務局        本 田 一 美   次長        井 上 悠 佑   課長補佐                  議事調査係長事務取扱        堀   浩 輔   主任 〇城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席        今 西 仲 雄   副市長        森 島 正 泰   理事                  都市整備部長事務取扱        村 田 正 明   理事       まちづくり活性部        大 石 雅 文   まちづくり活性部長        森 本 都士男   まちづくり活性部参事        木 村   敬   まちづくり活性部新都市政策監        岩 佐 良 造   まちづくり活性部次長                  東部丘陵整備課長事務取扱        小 川 智 行   東部丘陵整備課東部丘陵整備係長        伊差川 陽 介   東部丘陵整備課東部丘陵整備係主任専門員        中 野 将 士   新名神推進課長        長谷川 大 輔   新名神推進課新名神推進係長        岡   正 樹   農政課長        上 田 周 児   農政課主幹       都市整備部        立 木 克 也   都市整備部次長                  都市政策課長事務取扱        辻 村 一 哉   都市整備部次長                  管理課長事務取扱        友 本 浩 嗣   都市政策課課長補佐                  開発指導係長事務取扱        平 田 泰 章   都市政策課計画係長        山 本 真 史   都市政策課周辺整備係長        広 瀬 法 行   都市政策課周辺整備係主任専門員        新 田 麻 美   管理課管理明示係長       農業委員会事務局        上 田 周 児   農業委員会事務局長                  農業委員会事務局次長事務取扱        岡   正 樹   農業委員会事務局主幹 〇委員会日程        1.議案審査          議案第39号 市道路線の認定について        2.報告事項          (1)「次期線引き見直し都市計画変更に向けた城陽市持続的             (サステナブル成長都市整備のあり方」(案)について          (2)山城青谷駅橋上化の取組について          (3)東部丘陵地整備について 〇審査及び調査順序        現地視察         1 市道4031号線(議案第39号)        議案審査、報告事項         (都市整備部関係)           ◎議案審査            議案第39号 市道路線の認定について           ◎報告事項           (1)「次期線引き見直し都市計画変更に向けた城陽市持              続的(サステナブル成長都市整備のあり方」(案)              について           (2)山城青谷駅橋上化の取組について         (まちづくり活性部関係)           ◎報告事項           (3)東部丘陵地整備について      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  おはようございます。  ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  本城委員については、欠席の連絡を受けております。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  本日の日程につきましては、既にご案内のとおりでありますが、審査の順序につきましては、お手元に配付いたしております本日の議事の進め方のとおり行います。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  それでは、理事者から挨拶をお受けいたします。 ○今西仲雄副市長  皆さん、おはようございます。  平松委員長、語堂副委員長をはじめ委員の皆様におかれましては、平素より建設、まちづくり行政はもとより、市政運営の各般にわたりましてご理解、ご指導賜っておりますこと、まずもってお礼を申し上げたいと思います。  それでは、着座にて失礼いたします。  本日は、過日の本会議におきまして委員会付託となりました議案第39号につきまして、ご審査いただくことになっております。また、市の報告案件といたしまして、次期線引き見直し都市計画変更に向けた城陽市持続的成長都市整備のあり方(案)についてなど3件について、ご報告を予定させていただいております。  なお、この審査、報告に先立ちまして、担当部長より、4月以降に異動になりました課長級以上の職員の紹介をさせていただきます。まちづくり活性部農業委員会事務局都市整備部の順に行います。よろしくお願い申し上げます。 ○大石雅文まちづくり活性部長  それでは、まちづくり活性部並びに農業委員会事務局の管理職職員の紹介を申し上げます。  まず、まちづくり活性部次長東部丘陵整備課長の岩佐良造でございます。岩佐次長は東部丘陵整備課及び新名神推進課を担当しており、東部丘陵整備課長を兼務しております。  続きまして、新名神推進課の中野将士でございます。  続きまして、農政課長兼農業委員会事務局主幹の岡正樹でございます。岡課長は農政課長と兼ねまして、農業委員会事務局主幹として農業委員会事務局に関することを担当いたしております。  続きまして、農業委員会事務局長兼農政課主幹の上田周児でございます。上田局長は、農業委員会事務局と兼ねまして、農政課主幹として農地利用に関する業務を担当いたしております。  まちづくり活性部並びに農業委員会事務局は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○森島正泰理事  続きまして、都市整備部管理職職員の紹介を申し上げます。  部次長兼都市政策課課長の立木克也でございます。立木次長は、都市政策課の業務に関することを担当いたしております。  都市整備部は以上でございます。よろしくお願いいたします。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  ここで委員の皆様にご連絡をいたします。報告事項(2)に係る資料について差し替えが提出をされましたので、委員席に配付をしております。この件について、市より説明を求めます。 ○立木克也都市整備部次長  報告事項2の山城青谷駅橋上化の取組につきまして、橋上駅舎等の開業日と記念式典実施日を調整中としておりましたが、6月15日に調整が整いまして、開業日は7月23日、記念式典実施日が7月22日に決定いたしましたことから、差し替えの資料を提出させていただきました。先日お配りしております資料につきましては後ほど回収に伺わせていただきますのでよろしくお願いいたします。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  次に、現地視察についてお諮りをいたします。  この際、委員会を暫時休憩し、議案第39号関連の現地視察を行います。  若山議員から同行の申出がございます。なお、委員派遣承認要求の手続については、委員長にご一任願います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり)
    平松亮委員長  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。  暫時休憩いたします。           午前10時06分 休憩         ───────────────           午前11時15分 再開 ○平松亮委員長  休憩前に引き続き会議を再開いたします。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  都市整備部関係の審査に入ります。  議案審査を行います。  議案第39号、市道路線の認定についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○森島正泰理事  議案第39号、市道路線の認定についてご説明申し上げます。  最後の4ページをお願いいたします。  提案理由でございますが、この路線は、都市計画法第29条の規定に基づく開発行為によって設置された道路であり、市道として認定したいので、道路法の規定に基づき提案するものでございます。  ページ戻っていただきまして、3ページの認定図をご覧願います。  図面中央、市道4031号線につきましては、起点は府道山城青谷停車場線で、終点は避難通路を経て市道458号線に接続されている道路でございます。  ページ戻っていただきまして2ページ、認定路線調書をご覧願います。  道路の概要につきまして、市道4031号線の起点部は市辺柿木原20番1先で、終点部は市辺柿木原146番5先でございます。道路の幅員は6メートルから12メートル、延長は294.6メートルでございます。なお、道路終端部には転回広場がございます。  以上、ご審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○平松亮委員長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○土居一豊委員  ちょっと数点確認します。  一つは、今回開発されたところの里道につながってるところがあります。南に行ったら真っすぐ、避難通路のところも里道だし、西側のほうも里道ですね。こういう都市開発をされたときに里道との接続部分、また、里道を新たに避難通路として利用する場合、必ずしも里道そのものが避難通路に該当するような整備にされてないところもありますけど、そうした場合に里道の活用、里道の整備、そして、市道との隣接、これについてはどういう基本的な考えを持って対応されてるのかが1つ。  2つ目、多くの市道認定が、このように開発行為に伴う市道認定が、私も議員になって以来ずっと出てきますが、それでは市道認定という中では、私道が市道に認定されるということも出てくるんではないかと思いますけど、ここ10年くらい、そういう認定というのはあったのか、事実的に。ちょっと2つお願いします。 ○辻村一哉都市整備部次長  今回の開発地に隣接します里道につきましては、現場も見ていただきましたように、南側の避難通路のところでいいますと、南に抜けてる里道、西に抜けてる里道。ほんで、もともとは東に抜けてる里道がございまして、それを一部利用して、今避難通路という形で1.5メートルに拡幅して利用していただいてるというところでございます。ですので、そういうふうに避難通路として併せてできるところは通路として確保できますけども、今の既存のところにつきましてはそのままの利用となります。  それと、私道の認定が最近あるのかというところですけども、昨年度、平川のところでふたば園に向かう道になりますけども、4メーターほどの、一応市道の認定の規格を満たすところを、私道のところを寄附を頂きまして認定をしております。 ○土居一豊委員  私道を寄附した分は、例えば地域の皆さん、該当者がたくさんおられたものか、それとも少数の方の寄附でなられた認定、どちらですか。 ○辻村一哉都市整備部次長  1地権者で、開発業者さんの土地でございました。 ○土居一豊委員  近年においては開発業者以外で、地域の方が私道になってるところを市に対して寄附行為が出てきたというのは、ここ10年くらいないということですか。 ○辻村一哉都市整備部次長  私の記憶ではないと思います。 ○土居一豊委員  最後に1点、3番の地図なんですけどね。市道路線認定の地図が出てくるときに、開発業者さんで既に道路の全部ついた状態でぴしっと、今回認定のための黒実線がありますけど、黒実線の脇に道路線形がもう既にぴしゃっとなった地図が出てくる場合と、今回のように従来の地図の上にこういう形で市道認定しますよ、2つの地図が出てくるときがあるんですね。今回は開発が終わってるんだから、新しい、見てきた図面の状態のものでここに載るのかなと思ったんですけど、今回の地図はこういう形で従来の地図の上に載りますけど、どうして2種類の地図が示されるときがあるのかなと思いますが、この疑問に答えてもらえませんか。 ○辻村一哉都市整備部次長  認定図でございますけども、基本、この下図につきましては、今出させてもらってる図のような形のものがベースになっております。先ほどありましたように、以前から私道としてある道路を今回市道にするというところは、もう過年度からできてて、今この下図はちょっと前の航空写真とかを基にした地図でございますので区画が反映されておるかと思うんですけども、こういう形での、今回開発に伴っておりますので、ちょっと地図のほうが間に合いませんので、こういう形で以前の形状を残したままの路線図になっているところでございます。 ○土居一豊委員  ということは、提案するときに現存する最新の地図を基準にして載せてる。だから、最新の地図が既に認定する道路と一致しておれば、その道路の上に載るけど、そうでなかった場合は最新の地図の上にこのようになりますよという認定して、次の更新の段階では新しい状態になる。だから、持ってる最新の地図の上に認定図は作っていく、そういう基本的な考えですか。 ○辻村一哉都市整備部次長  土居委員のおっしゃるとおりでございます。 ○平松亮委員長  ほかに質疑はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○平松亮委員長  これをもって質疑を終わります。  これより自由討議に入ります。発言はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○平松亮委員長  自由討議なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○平松亮委員長  討論なしと認めます。  これより議案第39号を採決いたします。  議案第39号は、認定することに賛成の方は挙手願います。           〔賛成者挙手〕 ○平松亮委員長  全員挙手。よって、議案第39号は、認定することに決しました。  説明員交代のため、暫時休憩します。           〔説明員交代〕           午前11時24分 休憩         ───────────────           午前11時25分 再開 ○平松亮委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  報告事項に入ります。  (1)「次期線引き見直し都市計画変更に向けた城陽市持続的(サステナブル成長都市整備のあり方」(案)についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○立木克也都市整備部次長  それでは、お配りの資料、「次期線引き見直し都市計画変更に向けた城陽市持続的(サステナブル成長都市整備のあり方」(案)について、ご説明いたします。  本日配付の資料でありますが、委員会資料と別添資料といたしまして、次期線引き見直し都市計画変更に向けた城陽市持続的成長都市整備のあり方(案)のA4用紙6枚物の資料、2種類となっております。  まず、委員会資料をお願いいたします。  今回ご報告する内容をまとめております。次期線引き見直し都市計画変更に向けた城陽市持続的成長都市整備のあり方(案)を作成することとなりました背景でありますが、城陽市には既存の市街化区域内に都市的土地利用を図ることが可能な一団の土地、場所が少なく、市の変革と経済の活性化につながる土地利用を行うための場所の確保や、そのための成長的な土地利用の構想、計画が必要であるということをかねてより課題として認識しておりました。そこで、京都府によります線引き見直し都市計画変更が令和5年度に予定されておりますことから、これを契機に当該線引き見直し都市計画変更に向けまして、本市のまちづくりの方向性と取組内容を取りまとめ、将来に向けて新たなまちづくりを進めていくことといたしました。  大きな枠組みといたしましては、長期的な土地利用の方針として本あり方を位置づけまして、このあり方に基づくものとしまして、おおむね10年計画であります都市計画マスタープランを定め、具体的な方策として線引き見直しと、段階的に進めるものでございます。そのため、現在の本市を取り巻く環境の変化を捉え、線引き見直しに向けた都市計画マスタープランの一部改定も視野に入れ、本あり方を策定することといたしました。  次に、まちづくりの方向性と取組内容ですが、市の広域交通ネットワークの中枢となる都市計画道路東部丘陵線からサンフォルテ城陽北側に位置します国道24号沿いの既存の準工業地域までの区間を持続可能とする回廊と位置づけまして、その上で、JR奈良線より西側の既存市街地周辺部においては、都市機能の再構築と市民の働く場所を確保すべく、サンフォルテ城陽に続く産業・物流拠点や、市の中心市街地に対する商業、行政、福祉・医療、文化等の都市機能の誘導を推進していくことといたします。  また、JR奈良線より東側の東部丘陵地においては、新たな市街地の拡大・整備をすべく、城陽市東部丘陵地整備計画【見直し版】に基づきまして、プレミアム・アウトレットをはじめとする、京都府南部地域の活性化に資する土地利用が図られるよう、計画的な基盤整備及び市街地整備を推進していくことといたします。  続きまして、別添資料をお願いします。  まず、目次でございます。  1ページ目に1、現状と背景、2ページ目に2、経過と課題を、3ページ目に3、課題解決に必要な取組、4ページ目に4、土地利用の基本方針、5ページ目に5、新たな土地利用の誘導を図るゾーン別の方向を取りまとめております。  それでは、各項目の内容につきまして、概要をご説明いたします。  1ページ目をお願いいたします。  1、現状と背景であります。先ほどと重複する部分もございますが、本市はこれまで住宅都市として発展してきたものの、若年層の市外流出や少子高齢化が進んでいることから、新名神高速道路開通のインパクトを最大限に生かした企業誘致、地場産業・観光の振興によりまして、地域経済・産業の活性化と雇用の確保、さらには交流人口の増加とその定住化が求められているところでございます。そのため、2ページ目の下線部分のとおり、良好な住環境を維持しつつも、既存の市街地周辺部における地域資源の積極的な活用と、東部丘陵地における新産業の誘導による地域経済の活性化を図り、大都市依存型のベッドタウンから職住調和した自立都市、NEW城陽の創生と、訪れたい・住んでみたいと思っていただける持続可能な新たなまちづくりを行うべく、まちづくりの方向性と取組内容を取りまとめることといたしました。  次に、2ページ目の2、経過と課題でございます。近年、事業拡張を希望される地場企業や城陽市へ進出を検討される市外の企業から、都市的土地利用の相談が多数寄せられますが、既存の市街化区域に都市的土地利用を図ることが可能な一団の土地、場所が残されておらず、さらに、市内の企業においては、事業用地が取得できなければ市外移転を選択されることも予測されるため、市の変革と経済の活性化につながる土地利用を行うための場所の確保が最大の課題となっております。このことから、新名神高速道路の整備が進むこのタイミングを契機に、市が目指す土地利用の明確な位置づけと具体的な施策を示すことが必要でございます。  次に、3ページ目の課題解決に必要な取組であります。第4次総合計画や創生総合戦略におきまして、雇用の創出や交流人口の増加を図るとともに、増加する交流人口を定住化につなげ、NEW城陽の実現を図ることとしており、新たな産業の創出・集積や地元企業・地場産業の活性化に向け、事業拡大・多角化を図る市内企業や本市へ進出を検討される市外企業が都市的土地利用を図るための一団の土地、場所を確保する必要があり、市街化区域拡大の取組を進める必要がございます。  また、市街化区域拡大の取組を進める際には、農業施策との調和及び周辺環境に対する配慮が重要でありまして、本市農業者が望む農業振興に取り組み、農業と商工業・住環境の調和の取れたまちづくりを進めてまいります。  次に4ページ目の4、土地利用の基本方針であります。今回定めます土地利用を図る具体的な地区と方向性は、城陽市都市計画マスタープランに掲げる基本方針の一つ、広域交通ネットワーク整備のインパクトを活かしたまちのにぎわいの創出に基づくものであるとしております。  最後に、5ページ目の5、新たな土地利用の誘導を図るゾーン別の方向でありますが、次のページ、6ページ目の全体ゾーニング図も併せてご覧ください。  先ほどご説明いたしました4、土地利用の基本方針に基づき、新たな土地利用の誘導を図る具体的な地区といたしまして、図面上青色でハッチングしておりますが、東側の東部丘陵線からサンフォルテ城陽北側に位置する国道24号の既存の準工業地域までの4車線道路沿道の区間を持続可能とする回廊と位置づけ、この区間の沿道とその周辺地域において、交通利便、既存施設との共存共栄や相乗効果、農業施策との調和及び周辺環境に対する配慮を踏まえた上で、新たな土地利用の誘導を図ることといたします。  なお、新たな土地利用の誘導を図る地区のうち、JRより西側の既存市街地周辺部においては、都市機能の再構築と市民の働く場所を確保すべく、サンフォルテ城陽に続く産業・物流拠点や市の中心市街地における商業、行政、福祉・医療、文化等の都市機能の誘導を推進することとしており、JRより東側の東部丘陵地については、新たな市街地の拡大・整備をすべく、別途定めます東部丘陵地整備計画見直し版に基づき、新名神高速道路を活かした新たな魅力ある広域交流をめざすまちや活気あふれる環境共生のまちとして、プレミアム・アウトレットをはじめとする京都府南部地域の活性化に資する土地利用が図られるよう、計画的な基盤整備及び新たな市街地整備を推進することといたします。  また、図面上オレンジ色でハッチングしておりますが、JR長池駅や山城青谷駅周辺、市道3001号線沿道、(仮称)南城陽バイパス沿道などの市の南部地域につきましては、地元からの要望やインフラ、観光資源等の状況、農業施策との調和及び周辺環境に対する配慮を踏まえながら、土地利用の方向性を検討していくこととしております。  以上で報告を終わります。よろしくお願いいたします。 ○平松亮委員長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○土居一豊委員  3点質問いたします。  1つは、5年度の見直しということですけど、5年度の見直しとは基本的にはどのようなものが見直しとして行われるのか。  2つ目、3ページにありますけど、市中心部の開発ということもありますけど、市内において用地取得ができなければ市外に移転するとも言われる、また、市街化区域の拡大を進める必要もあるということですけど、市の中心部においては、用地はなかなか現状ではもう企業が進出、もしくは現在の企業が建て替えるような用地はあり得ないと見るわけですよね。そうすれば、新たな開発地域を開発すれば、市中心部の空洞化ということが出てきますけど、新たな市街化とともに、市中心部の空洞化対策はどのように考えますか。  図面が、カラー刷りの分が6ページにありますけど、これでちょっと確認しますが、水色の部分については、市街化できるところは今後、市街化を進めていきたいという方針ですか。それと、青谷地区の部分、ちょっと薄茶色になってますけど、このところは検討するとなってますけど、この検討する土地利用の考えは、どのような考えを持って青谷地区は検討しようとしてるんですか。 ○立木克也都市整備部次長  まず、令和5年度の都市計画の見直しでございます。具体的にどこかということはなかなか今の時点では申し上げることはできません。市街化区域に編入されるに当たりまして、今回、このあり方に記載しておりますサステナブルコリドー(持続可能とする回廊)と位置づけてますけども、この区間の中から開発手法であったり、あと、用地の取得と地権者の合意、これが必ず必要になってまいります。このエリアが確実性が高いという場所と、また、あと東部丘陵地の中の一部ですね、そこを選定いたしまして、許可権者であります京都府のほうに編入の要望を上げていくという予定にしております。  ただ、編入といたしましても、宇治都市計画区域という中に城陽市が入っております。城陽市と宇治市、あと、井手町、久御山町、この4市町で宇治都市計画区域になっておるんですけども、この中で市街化区域可能となるフレーム、要は枠が決められます。京都府さんで定められますけども、その枠がやっぱりありますので、全てが編入されるというふうに決まったわけではございません。市町のバランスであったりとか、城陽市の中でもやはり優先順位というのがありますので、その中で編入されるという場所が決まっているというところで、これから要望を上げていくんですけども、それは必ず編入されるというものではありません。今、具体的な場所であったり、どこだということにつきましては、まだこれから京都府さんとも協議を進めていきますし、事業者さんの競争上の何か利益を阻害するということも考えられますので、今の時点では公表することはできないということで、そこはご理解願いたいと思います。  それと、空洞化という話がございます。まず、今、城陽市のこの状況を見て、市外からたくさんの企業さんも進出してきたいとおっしゃっているところもございますので、そちらが新たに土地利用を図られるという分についてはなかなか空洞化という話にはならないかと思ってます。ただ、市内企業さんが新たにちょっと事業を拡大したいとかという思いを持っておられることも聞きますので、そういう方が新たに土地利用をされた場合、確かに元おられた場所というのは当然あくことになるんですけども、ただ、拡大ですので、今の事業所プラスアルファで新たに事業をやられる場合もありますし、あいたとて、今、城陽市はかなり企業さんが来られるという思いを持っておられますので、そういうところも必然的に埋まっていくのではないかなと思っております。  あと、水色のところが全て編入していくのかという考えかというところですけども、今言いましたように、まず、線引き見直しについては、今の青色で塗らせていただいた部分を中心に、地権者の合意状況であったりとか、開発の確実性があったところを編入要望として上げていきますので、今、この令和5年度の線引きで今すぐ土地利用を図っていくという場所に位置づけるものではございません。ただ、将来的にはここの塗らせていただいたところを中心に、地権者の状況であったりとか、いろんな企業のいろんな声とか、あと、農地なりの周囲への環境なりの配慮をしながら、必要なところは将来的な土地利用を図っていければというふうに考えているところでございます。  オレンジ色の南部地域のところを色塗りしたところなんですけども、こちらにつきましても、今すぐ土地利用を図っていきたいという具体的な話が今あるわけではございません。ただ、地権者の方からも、何か土地利用を図れないかなというお声も聞いておりますし、議会のほうでもそういった何とかならへんのかという意見は以前聞いておりますので、今後、ここの場所はやっぱりプレミアム・アウトレットであったりとか、木津川運動公園、あと長池駅から青谷駅も近いという状況もありますので、今後、先ほど言いました農業施策の調和とか周辺環境、内容、配慮を考えながら、今後の土地利用の方向性を検討していきたいというふうに考えているところでございます。 ○土居一豊委員  まず、5年度の線引き見直しですけど、それでは、京都府に要望を上げる段階で具体的な場所を出してくると思うんですけど、それはいつ頃までにまず、市として決めるのか。そして、それを京都府に出すことについて、議会に対する報告はなされるのか。いつ頃までに出そうと、こういうところを出したいということを決めて、議会に対する報告はありますか。  2つ目、市内の企業さんのことはいいんだけど、私は、今日も現地視察しましたけど、道路認定で、新しい住宅が開発すれば、その地域に皆さん行きますよね、新しいおうちのところ、新しく開発された。そういうことは、市内にある昭和40年代半ばから50年代にかけて開発された、あの当時、建坪が20坪に満たない、20坪前後の住宅地が駅の周辺にたくさん残ってる。これが空洞化するんじゃないか。もうそこには新しい人が住もうと思っても、住宅地も古い。建て替えようと思っても狭い。そうすれば建て替えられない。同時に2つ家があくとすれば、2個一緒に買って、40坪近くにすれば建てられる。そしたら、駅の近くで望ましい住宅が建つということになる。今回、私はこの検討の中にそういう古い住宅地が密集してるところ、こういうところについての再開発の考えはどう思っておられるのか。なかなか書き込めないところはありますけど、庁内で検討してるところがあれば、それを教えてください。  次、青色のところですけど、全部が全部、ここを市街化するというのはまず無理でしょう。これはとても、先ほど次長からあったように、宇治都市計画決定の中で城陽市に全部割り当てるということはあり得ないし、そういう開発はまずできない。やっても無駄になるというところがある。そういうことからすれば、以前から言ってる寺田拡幅に伴って、国道24号から北側、庭井地区、この地区については、将来、市街化を検討するゾーンですよという、明確に打ち出しが出てると思う。こういうところをある程度重視して、今回の検討に入れていくべきではないかと思いますけど、従来載せてるところ、ここは次の段階で市街化を検討したいということを1つ前の段階で明確にしてる。庭井も入ってるはずですよね、ちゃんとレーンで。こういうところの扱いと新たなところとの扱いはどのように考えますか。私は、前回出ておるところは重視すべきじゃないかと思うんですけど、そのお考えをください。 ○立木克也都市整備部次長  まず、今回の線引き見直しの議会への報告等という話でございますけども、まず、今後1年程度かけまして、これから京都府さんなり、関係機関と協議を重ねてまいりまして、線引き見直しの協議をした後、線引き見直しに係る市原案というのを最終確定いたします。その後、線引き見直し原案の住民説明会、あと、城陽市都市計画審議会への原案報告というのを行ってまいります。その後、府に市の原案という形で提出することになります。そこからさらに1年程度かかると思いますけども、京都府と国による詳細な協議が詰まっていくと。それらの手続を経た後に都市計画決定が行われるということになります。ですので、議会のほうにご報告なりさせていただくのは、線引き見直し原案の住民説明会であったり、あと、都市計画審議会、そのあたり、その前ぐらいで概要の報告をしたいというふうに考えているところです。  住宅地の空洞化なんですけども、まず、線引き見直しの中で住宅地の市街化区域の拡大というのは今現在認められないので、新たに住宅地として市街化が拡大していくということは今ちょっと難しいというところですので、確かに古い住宅地の方が、開発されると確かに家も建ったりはするんですけども、それ以上に今の市街化がそれ以上、住宅地として広がるということは考えられないというところです。  あと、庭井が検討ゾーンという形にはなっております。それらを中心にということですが、検討ゾーン、当然中心には考えていくことになりますけども、線引き見直しに当たりましては、やはり事業が確実に行われるのか、要は開発が確実に行われるのか、あと、地権者さんが同意されているのかと、さらにプラス、もう一個いえば、市の上位計画でそういう位置づけをされてるのか、この3点が大体大きなポイントになってまいります。市の計画は、当然必要に応じて都市計画マスタープランというのを線引きに向けて、今回、一部改定、内容を検討しようかなというところで考えております。それの中で、ただ、必ず検討ゾーン、いろいろ色を塗らせていただいてますけども、そこが必ず事業の熟度であったり、地権者の合意というのが得られてるわけではございません。ただ、それ以外に、例えば事業の熟度が高まってたり、地権者が合意されてるという場所もございますので、それらを中心に編入していくという考えでございます。 ○土居一豊委員  まず、それでは、市の原案ができたときに、ぜひ私たちにも報告していただきたい。関心を持っています。  それでは、大きく今回の線引きの大目標は、東部丘陵地に焦点が当たると受け止めますけど、いかがですか。  それと、新しい住宅開発は難しい。まあ、そうでしょう。そうしたら、やはり今回、どこまでこれ、今回のゾーンに入るか分からないんですが、今回は線引きですので、そこまで触れないかも分かりませんけど、今後の城陽市のことを考えれば、東部丘陵地がどんどん開発されて、あそこに企業が集中する。そうすれば、企業に勤める人も努めて近いところに家を持つ。そうすれば今回の青谷のようなところに行くようになるだろう。そうしたら、近鉄沿線の3駅のあの古い住宅地のところはどんどん残されていくんじゃないのか。どこかで駅周辺の住宅地の再開発ということを考えなきゃならない。地権者の方と真剣に相談して、集合住宅を造りますから移ってください。そして、鉄筋造りの建物を造って、1階部分には消防施設を入れて、2階、3階部分いく上に例えば住まいを持つとか、そして、駅を一体化した整備とか、私はそういうものを考えていかないと、線引きでどんどん東部丘陵地が開発されても、肝腎な城陽に住んでる人の駅の周辺というのがどんどん寂れていくんじゃないのかな。そして、東部丘陵地開発に伴う、逆に言えば青谷とか長池とかがどんどん、逆に言えば今度は発展していくんじゃないの。求める方が多くなるんじゃないのか。だから、線引きしたときにやはり旧住宅地、今まで住んでる人のところの住宅地をどうするのかというのを併せて考えていかなきゃならないと思うんですけど、責任ある立場でいかがに思いますか、どうぞ。 ○今西仲雄副市長  正直、土居委員おっしゃるとおりやと思ってまして、我々の総合計画の中でもまさしくそういった形で既存市街地を再構築というんでしょうか、再開発というんでしょうか。特にそれは6つの駅がありますので、駅周辺はしっかりやっぱり整備することによって、再整備することによって、高齢者の方でも例えば買物に来れるとか、あるいは公共交通にそこで乗れるとか、そういう意味においても、既存市街地のもう一度再構築というのは非常に重要になってくるというふうに思っております。先ほどやはり地場産業の例えば拡張ということで、域外流出のお話も熱くさせてもらいましたけども、それにしても、そこに通っておられる方というのは、基本的には地元の方が多いわけでありますので、できるだけ、できればですよ、できれば、できるだけ近くでそういった用地を確保できるようなことが今後できないかということは、企業側あるいは地権者の方ともよく相談する中で進めていければなというふうに考えているところでございます。新しい企業を誘導するということはもちろん大事でございますけれども、まずはやっぱり地元に本社がある企業、これをやっぱりしっかりとどまっていただく、こういったことが、まず、既存市街地の再構築の重要な部分になってくるのかなというふうに思っております。  それから、もちろん新名神を生かして、新しい市街地を東部丘陵地で進めていくということ、これは先ほど次長も説明させていただいたとおり、城陽市はもとよりですけれども、これは山城地域、南部地域全体にとっても非常に有効なことであるというふうに思っておりますので、今回の線引き見直しにおいても、既存市街地部分、そして新しい市街地としての東部丘陵、双方をにらんで進めてまいりたいというふうに考えております。 ○土居一豊委員  今回のこの整備の見直しの大きな目標は、ずっとここ20年から言ってきた新名神を基幹としたまちづくりの完成を目指すものですか。いかがですか。
    森島正泰理事  新名神の開通を目指した完成形なのかとおっしゃいますと、ちょっとなかなか難しい答弁になるかと思うんですけれども、まちづくりにつきましては、当然ハード整備だったり、ソフト整備があったりすると思うんですけれども、我々、こういう青く塗った回廊であったりとか、オレンジに塗ったものにつきましては、将来的にはこういう4車線道路であったりとか、幹線道路の沿道というものはやはり魅力のある場所になりますので、企業誘致等、産業誘致等を図っていって、土地活用していくという大方針を示させてもらいました。ただ、その中のどういった具体的な企業であったりとか、ここの、それぞれ全て同じ企業が並ぶはずもありませんし、特徴づけも必要になってくると思いますし、そういったものについては、今後の状況に合わせて、こういう開発をやっていかないといけないと思うんですけれども、そういったことを含めまして、ソフトも含めまして、土地利用に関しては、これが最終形にはなろうかと思いますけれども、個々具体についてのソフトというものも併せて、時代時代に合わせてまた見直しは必要になってくると思いますし、ちょっと完成形かと言われると何とも答えにならないかもしれませんけれども、そういう思いでつくっているものでございます。 ○土居一豊委員  私個人的には、新名神を基幹としたまちづくりの完成形だと思うんです。ずっと私は、新名神を基幹としたまちづくりとは何なの。市民から聞かれて、何をするの、何なの、どんなになるの、ずっと自分自身も疑問を思いながら、イメージ的には浮かぶんだけど、最終的にどんなものだか。最近だんだんと分かってきたのは、新名神ができることによって、今まで開発されてなかったところが開発されて、企業が進出する。それによって市民の方は、仕事がある。城陽に住まいを持てる。そして、併せて私がさっき言うた旧市街地、旧住宅地の開発ができれば、時間はかかっても城陽市の整備ができていくんじゃないのかな。そしたら、人の集まる城陽市になるんじゃないのか。それが私はずっと市が求めてきた新名神を基幹としたまちづくりじゃなかったのかなと、自分自身を納得させてます。私が言われたら、そのように言いたいなと、私はそのように思う。しかし、皆さんから明確な答えがなかったら、なかなか市はこう考えてるとは言えないとは思いますけど、頭の中に入ってるとは思いますけどね。そろそろ新名神を基幹としたまちづくりというのは、完成形を市民の皆さんにこんなものですよというのをそろそろ示す時期ではないのかな、具体的に。市民の皆さんが、そうだったのかと実感として分かるものを示さないと、いつまでも理念だけ通ってる。看板だけかかってる。かといって、具体的なものはなかなか出てこない。いまだに現状じゃないかなと申し上げて、質問を終わります。 ○平松亮委員長  ほかにこの報告事項について質問される方、何人ぐらいいらっしゃいますか。結構いらっしゃいますね。  それでは、1時10分まで休憩いたします。           午前11時58分 休憩         ───────────────           午後1時10分 再開 ○平松亮委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。質疑を続けます。 ○谷直樹委員  失礼いたします。  先ほどから次期線引き見直し都市計画変更に向けた城陽市持続的(サステナブル成長都市整備のあり方というご説明があったんですけど、背景とか方向性と取組内容、これは分かるんですけど、本来の目的というか、これをなぜこういう形で、というのはほかの市町であまりこういうことは聞いたことないんですけど、まずはその辺からちょっと教えていただけますか。 ○立木克也都市整備部次長  今回のこのあり方がなぜというか、何のためにというところでご質問をいただきました。城陽市にこれまでも既存の市街化区域内の中で、先ほども申し上げたんですけど、都市的土地利用を図ることが可能な一団の土地であったり、場所が少ないという状況の中で、今後、市の変革と経済の活性化につながります土地利用を行うための場所の確保、あと、そのための長期的な土地利用の構想、計画が必要であるということのご意見を今までいただいていましたこともありますし、かねてより市としてもそういう課題があるということを認識しておりました。そこで、先ほども言いました大きな枠組みといたしまして、こういうあり方を位置づけまして、それに基づくものとして、今後、都市計画マスタープランの見直し等行いまして、その後、線引き見直しとそういう流れになって、段階的に進めるものであるというふうに考えております。そこで、新名神高速道路の開通を契機とします城陽市のまちづくりが今急速に進んでおります。さらに令和5年度に線引き期見直しの都市計画の変更が予定されておりますので、このタイミングを契機に、あり方として長期的な土地利用の構想、計画を取りまとめたというところでございます。 ○谷直樹委員  ありがとうございます。  ところで、今おっしゃったように、市街化調整区域等、市街化区域の中にないということで市街化調整区域の中で、こういうようなサステナブルの整備の在り方をしてということですけど、一つの手法として、調整区域で例えば開発等々やる場合、来年度の線引き見直し、これはいわゆる調整区域を市街化区域に線引き見直しというのは一つの方法。それと、今までからサンフォルテ城陽かな、この土地区画整理事業という形で市街化等々でやるんやと。それから、もう一つ、地区計画というやり方、これがあると思うんですね。この3つのやり方で産業誘致とか、その辺のことをやっていくと。ただ、線引き見直しは5年に1回、7年に1回とか長期的なことですから、今回であれば5年に見直しでどの地域でどういう形で、これから原案を検討して、市としてもやっていかれると思いますけど、線引き見直しの条件で私が認識してるのは、市街化区域に隣接、それと地権者の同意、事業者で何をするかという目的、この3点セットでないと駄目よと僕は思うんですよね。その辺で線引き見直しをこれからも検討されると思いますし、お話が多分事業者のほうから動かれて、地権者の同意を取られてというようなことで、市街化の隣接地で多分やられてるんじゃないかなと、予想ですけど。そういうことで市のほうに相談があって、これから線引き見直しをして、そこを市街化に編入するという作業をやると思いますけど、そこで、これをずっと見てますと、東部丘陵地周辺はずっと山手とかほとんど砂利屋さんの土地やし、農地等はほとんどないですけども、いわゆる新池の交差点から西側、寺田拡幅の北側、南側、特に北側は農振区域じゃないと思う。南側はほとんど農振区域。新市街地の周辺も、ほとんどこれは農地じゃないと思うんですけど、例えばその辺の農地と農業者との関係、この辺がどういうふうに考えていはるのかということをちょっと教えていただけますか。 ○立木克也都市整備部次長  今委員おっしゃったみたいに、東部丘陵地につきましては、当然それほど農地はないという状況で、それがJR西のほうにつきましては、今現在、農地が広がっているというところが大半になります。その中で農振の白地もあれば、農振の農地もあります。そこで土地利用を図っていくとした場合に、農業施策との、農政課なりとの協議というのも当然必要になってきますし、農業者のご意見も当然聞いていかなければならないかと思っておりますので、農業施策と併せて土地利用を当然検討していくというふうに考えております。今、あり方の中で具体的にではないんですけども、3ページの下から書かせてはいただいておるんですけども、下線の部分、市街化区域拡大の取組を進める際には農業施策との調和及び周辺環境に対する配慮が重要であるということと、その後、農業者の意見を踏まえ、6次産業化、農商工連携の推進による特産物のブランド化、知名度向上、講習会などを通じたロボット、AI、IoT等の先端技術を活用したスマート農業の普及啓発等をこの中でもうたわせていただいてるというところで、もうちょっと具体的になれば、そこを農政課なりとも協議はやっていきたいと考えております。 ○谷直樹委員  今の立木次長のお言葉はよく分かるんですけど、これ農業、城陽市は近郊農業ですね。それで今6次産業化とか云々で今までもお茶でしたか、アイスクリームか。それと抹茶の生チョコ、これも6次産業化でしたね。ところが、私もいろいろと地方へ視察を行ったときに、6次産業化というのは、例えば熊本なんかトマト。これは作り過ぎて余ってしようがない。これを何とかしたい。これを6次化産業化と私は認識してるんですよね。だから、一応特産品のブランド化、これは分かるんですけど、また6次産業化というのは物を作って、それが余ってどうしようもないというので商品にするというような感覚でおるんですけど、その辺が城陽と僕はちょっと違うと。私の個人的な意見ですけど、その辺がどうかなというのと、それと、生産量が城陽の場合は少ないですし、いろんなものが。その辺で農地云々をこれから農業者ということですけども、なかなかその辺ハードルが高いんじゃないかなと僕は思うんですよね。  それと、例えばこの北側は農振、農用地じゃないですね。南側は多分これ農用地ですわね。これがなかなか、府とかその辺とも話しながら、農振の農用地をそこで産業云々というのは難しい話かなと思うんですけど、今回こういう形でやられたのは、当然府とか国に対して今後の城陽市の意気込みというか、そういうことでのことやと思うし、それと城陽市さんがこういう形でやられたら、今までは私、見てますと、民間の方がやられて、そこへ城陽市が乗っかってるというようなパターンが多かったと思うんですけど、今回こういう形で示されると、やはり民間の方もある面やりやすいんじゃないかなと、いろんな意味でね、思いますけど、その辺はぜひともお願いしたいと思います。  それと、私が一番気になるのが、都市計画マスタープランの改定とおっしゃいましたけど、特に3001号線の東側のことを私が多分、一般質問で大分お願い、提案させてもろうた。今回ちょっとお考えいただいたんかなと私は個人的に思ってるんですけど、あそこの場所は至急でやっていただいたほうが。というのは、今現在見てますと、工場もあるし、農地というても、そこで農地はありますけども、そこで地植えして物を作ってるじゃなしに、その土地を利用して栽培してはるようなことが多かったのと、あと、旦椋神社の南側が一部無名畑かな、ありますけど、あまり製造はされてないような農地が多いと思いますしね。だから、至急やっぱり東部丘陵地、これから、2024年度の新名神開通に合わせて、これはぜひとも早めの改定もお願いしたいと私は思ってます。  それと、もう一つ私が気がかりなのは、こういう形でやられるのはいいですけども、例えばサンフォルテ城陽、土地区画整理事業をやられてましたけど、現状を見てますと、製造業というのは、私あのときも大分言ったと思うんですけど、二社、三社ぐらいですかね。ほかはどんどん物流とか、サービス業とか等々商業的なことやし、例えばこれで雇用を促進するという立場やったら、やっぱり製造業の方やったら定住性もあるし、その企業にずっと定着というような形の方向性があると思うので、ぜひともこれをずっとこういう形でやるのはいいんですけど、やはり産業でも、物流は物流で青谷地区ありますけど、製造業とか、そういうような形のところで、先ほど今西副市長が言われましたように、本社機能を持ってるのは製造業。これをぜひともこの中にもうちょっと入れていただけたらありがたいなと思うんですけど、その辺いかがでしょうか。 ○今西仲雄副市長  産業関係の人間がおりませんので、私のほうから6次化と、それから先ほどの製造業ですか、その点についてお答えさせていただきたいと思いますけれども、まず、6次化の関係については、委員おっしゃるとおりやと思います。大概進めておられるところはそういったところが多いということで、城陽の場合は本当に大阪、京都という大都市に近郊した農業、それで発展してこられたということは、これは事実やというふうに思うんですけれども、ただ、やはり今後のことを考えますと、今までは城陽はベッドタウンですから、多くの方が昼の間は3割ぐらい京都、大阪に出てこられたわけですが、今後はかなり城陽に働きに来られるとか、あるいは買物に城陽にたくさんの方が来られるということになってまいりますので、そうなってくると城陽自身で、城陽でいろいろとお金を落としてもらえるような農業、そういったものも必要になってくるのかなというふうに、まず思っております。  そういう中で、ある意味、イチジクでも、あるいはお茶もそうかもしれませんけども、ある時期、旬の時期だけの勝負ということになってまいりますけれども、いわゆる6次化という形で農業者と商工業者が一緒になって、農商工連携も含めて新商品を開発していくということになれば、年間を通じて、そういった城陽においでになる方々に対して一定買っていただける、お金を落としていただける、あるいは食べていただけるということが可能になってまいりますので、6次化が全てだということは全く思っておりませんで、幾つかの手法の一つとして、6次化も重要な戦略になるというふうに考えているところでございます。  それから、もう一点、確かに城陽には非常に優れた製造業が立地されております。本当にこれは先ほども申しましたように、本社も持っておられますので、やはり拡張されるというお気持ちがあった場合にはぜひ城陽に残っていただいて、何とか地権者あるいは事業者の理解を得た上で、当然従業員の方も城陽の方が多いわけでありますので、近くで拡張ができるような、そういった形をぜひとも進められればというふうに思っておるところでございます。  また、なかなか外側から製造業を呼んでくるということ、サンフォルテ城陽とおっしゃいましたけれども、正直、今、製造業で、そうですね、通常の工場ですとやはり坪、そうですね、30後半ですね、例えばサンフォルテの場合ですと。なかなか正直言いまして、かつて中国とか東南アジアのほうに工場が移転したと同じように、従来型の工場ではなかなか立地は難しいというふうに思っておりますし、世界的な趨勢から言いましても、やはりいわゆるGAFAMと言われますね、グーグルとかアップルとか、いわゆる情報関連産業ですね、そういった将来の成長産業というものも十分意識した上で、今後の産業誘導ということは、京都府とも相談しながら考えていきたいというふうに考えております。 ○立木克也都市整備部次長  3001号線の東側のことについてご答弁申し上げます。  今お示ししておりますこのあり方につきましては、国道24号から東部丘陵線に至る4車線道路の沿道として青色に塗らせていただいている、まず、ここを中心に土地利用の検討を進めていきたいというふうに考えてます。ただ、3001号線沿いも今回こうやってお示しさせていただいてるところですけども、南に向けて、やはりなかなか道路状況もよろしくないところもありますので、南城陽バイパスの整備状況も見ながら、今後、検討を進めていきたいというふうに考えております。 ○平松亮委員長  あと、ご質問にありました農振農用地を含めて、許認可権のある京都府との兼ね合い、そのあたりはどうなんですかね。これ白地だからとか、青地だからというのはあるのでしょうか。質問にありました。 ○立木克也都市整備部次長  今、水色で塗らせていただいているところにつきましては、農振農用地も当然含まれているというところです。農業委員会をはじめ、農政部局との協議調整というのは必ず必要と考えておりますので、今後、そういったところの土地利用を図るという場合には協議を進めていきたいと思っております。当然、農政部局もそうなんですけども、土地をお持ちの方のご意見は当然必要になってまいりますので、そこらあたりもお聞きしながら検討を進めたいというふうに考えております。 ○谷直樹委員  その辺、農振農用地、これを外すのは大変でしょう。まず外れへんでしょうと。私の認識ですけど。その辺はじっくり、地権者の方もおられますし、これは府かな、の許可やと思いますけど、その辺きちっとお話ししていただいてやっていただけると思いますし、当然、寺田拡幅の南側、これは道路に面してますし、沿道サービスですか、多分ぴったしやし、産業を誘致するにもぴったしの場所。城陽インターまですぐやしね。また、スマートインターも多分10分ぐらいで行けるでしょう。物すごいいい場所になるんですけど、その辺は地権者等々周りの方々といろいろと協議していただいて、外すなら外すという動きをしていただきたい。全部外さなあかんと思うし、外すんやったら、そこだけじゃなしに。それが今後の課題やと思います。  先ほど立木次長がおっしゃった南城陽バイパスですよね。これは私、何回か一般質問させてもうたと思うんですけど、これは今現在、構想路線ですよね。構想路線というのは、都市計画法上、どんな位置か分かりませんけど、あくまでも都市計画決定して初めてどうと思うんですけど、その辺が今後の課題やと思います。新青谷線の供用開始が近々やられると思いますけど、それと青谷駅の西側に広場ができて、まずは多賀バイパス、国道307号から青谷の西側の広場までは、見てますと建築物とかはちょっと少ないですし、何とかできるかなと思いますけど、そこから北側、これがなかなか難しいかなというふうな気もします。ですから、都市計画道路東城陽線でしたっけ、府道上狛城陽線の都計道路があります。これとの絡みもあるし、青谷線という都計道路もあります。その辺の絡みもあって、府との協議でこれは一気にやってしまわないとなかなか難しいかなと。いわゆる廃止、設定、都市計画決定。その辺まである程度この時期と同時ぐらいでやっていただいたほうが、将来の城陽云々と、南側は次とおっしゃってましたけど、やはりそこは一緒にやるという方向で示していただいたほうが後々やりやすいん違うかなと思いますので、その辺よろしくお願いしたいと思います。  それと、私が一番気になるのは、ずっとこういう形で示されてますけど、都市計画マスタープランの土地利用検討ゾーンの中で、いわゆる既存の住宅地、観音堂と青谷中村のやつと上津屋かな、この辺のことが僕、物すごく気になるんですよね。というのは、今度、ちょっと建設常任委員会で先進視察に行くんですけど、それはまた今後、行ってからまたいろいろとあると思いますけど。いろんな手法があって、これも何とかしていただいて、例えば先ほど土居委員おっしゃったように、住居地が少ない。だけど、そんなところで実際、城陽市民が住んではって、既存住宅でたまたま調整区域やけども、昭和47年1月1日以前から建物が立ち並んでる云々いうところは建て替えが可能という基本的なことがあります。ただ、道路が狭いですから、開発といってもなかなか大変ということやし、土地が広くても1軒やったら1軒しか建たない。例えば300坪に1軒やったら1軒しかあかん、これが基本ですよね。そういうことも踏まえながら、ここもやはり市街化見直し云々は難しいか知りませんけど、何らかの手法でそこも何とかしていただいて住む場所を確保する。  それと、寺田駅の周辺整備で今、民間活力を利用して再開発云々で、いわゆる西側の北側と南側、北側は地権者がたくさんおられていろいろと優良建物云々の補助金を使ってやってはりますけど、これはなかなかまだ報告ないですけど、どこまでどうなってるのか分かりませんけど、その辺でこれはうまいこといってるのかなと。というのは、駅周辺の既存の住宅地をやろうと思ったら、その手法しかないということが一つの例としてありますからね。その辺で総合的に考えていただいて、このプランをきちっと成功してほしいと思うんですけど、その辺いかがでしょうか。 ○平松亮委員長  質問は2点でよろしいですか。南城陽バイパスを一体として示せないかということと、これ、オレンジで示してあるところの既存住宅集落のところに関しても何か手法はないのか、具体的手法を考えてるのかということですね。駅周辺はちょっと関係ないかなと思いますけど、一応答弁をお願いします。 ○森島正泰理事  今、この土地利用と南城陽バイパスを同時期にやらないといけないんじゃないのかというふうなお話もありました。今、南城陽バイパス、確かに構想路線なんですけれども、こちらは府道上狛城陽線のバイパスという位置づけになりますので、我々といたしましては京都府さんのほうに要望しているところです。こちらが事業のめどといいますか、なれば今現状、東城陽線と入れ替えたような形で考えているところですが、ちょっと今の段階ではまだいつ事業化するというようなところには至っておりませんので、そこは引き続き協議を、協議というか、要望を続けていきたいと思っております。  それと、住宅地の確保ということで、我々も住宅地の確保は当然必要やというふうに認識はしてます。ただ、ご承知のとおり、全国的にも人口が減っておりますし、城陽市の中でも人口が減っている中で新たな住宅地が必要なのかというところで、府であったり、国であったり、新たな住宅地を調整区域から市街化区域に編入ということはなかなか難しいということは申されてます。ただ、そればかりでじっとしてるわけにはいきませんので、我々としては土地利用検討ゾーンというところで地区計画に基づいて確保したりとか、あと、寺田駅周辺でも、高度の利用を含めまして、マンション、住宅地の確保とか、そういう取組をしておりますので、これは引き続き、また進めていきたいなというふうに考えているところでございます。 ○谷直樹委員  南城陽バイパスの件はしようがないというか、引き続き協議して要望していただかなあかんと思いますし、ただ、やり方としたら、今おっしゃったように、東城陽線かな、それとの入替え、これしか方法はないと思いますから。  それと、私が一番心配するのは、青谷線がひっついてますでしょう、東城陽線にね。新青谷線があって、東西の道路が、新青谷線は実行路線ですけど、青谷線が計画路線で残っておったら、ここは京都府さんとの協議でここに自由に家を建てられへんのと違うか、状況がね、今浮いてるんですよね。だから、その辺でも不必要、不必要とは言いませんけど、将来的にそれを廃止するのやったら、もう早くやっていかないと、地域の方々が困っておられるという現実もございますので、その辺早めにやってと、これを強く要望したいと思います。  住宅地の確保ですけど、今おっしゃったように、こういう形で将来の成長都市云々で、つまりこういう形でやったら、こういう形で住んでもらわなあかんというか、駄目でしょう。新しい住宅地があかんかったら、既存の住宅地を何とかしやなあかんという、これは筋論というんですか。だったら、既存住宅地の調整区域で土地利用検討ゾーン、住んでいはるねんから、そこはどちらにしても住んではる。増やせというのと違うんですよね。それはいけるん違うかなと僕は思いますし、それと、駅前整備の手法として、寺田やってありますけど、成功とは言えませんわね、今のところね。そういうことも踏まえながら、やっぱり将来的なことは住居地も含めて考えていただきたいと思いますし、それも要望しておきますので、以上でございます。 ○熊谷佐和美委員  すみません、かなり、今回いただいた計画があまりにもアバウトなのでちょっと分かりにくかったんですけども、まず、都市計画マスタープランのタイムスケジュールを教えていただきたいと思います。それと、次期線引き見直しの区域の市の、これについては現段階ではお示しはできないということではありましたけども、例えば6ページに示されてます全体のゾーニング図の中でも、やっぱり東部丘陵地の中間エリアにつきましては、現在、土地利用についても何ら議会のほうにもまだご報告もいただいてもおりませんし、また、山砂利採取等のなりわいをされております事業者さんの最終の意向調査、確認等の報告もいただいていない中で、5年度の線引き見直しに中間エリアというのを入れていくお考え、見解を市のほうとか持っておられるのか、間に合うのかどうかということと、それと、先ほど谷委員がおっしゃってましたけども、また全体ゾーニングのほうでも、市の南部地域の土地利用の方向性を検討するゾーンという形でただアバウトにこういう形としてあるということではありますけども、現段階では具体的には何にもないということで、今回出していただいた案そのものが長期的なということでありますが、まずは次期線引き見直しですね、5年度の分がどこかで焦点になっていくとは思うんですけども、市のほうとしては5年度に間に合わない事業も一緒にここに長期的なという形で入れておられるんだと思うんですけども、実際に変えていかれる都市計画マスタープランにはどういうふうに反映をされていくのか。前回29年に策定して10年計画で、これを変えていかれた分、令和5年度の分で間に合わなかったら次のまた次々期線引き見直しというとこら辺ぐらいまでを視野に入れて、今回このような案を出されてきたのか、ちょっとその辺の市のご意向というのをお聞かせいただきたいと思います。 ○立木克也都市整備部次長  都市計画マスタープランの見直しのスケジュールでございますが、線引き見直しに向けまして、先ほどちょっと申し上げたんですけど、必要なのは事業の確実性と地権者の同意と、プラス市の上位計画にうたわれているのかどうかというのは重要になってまいります。今回どこを見直すのかというのはちょっと今現在申し上げることはできませんけども、今、水色で塗らせていただいたところの中から見直しを検討しているというところで、都市計画マスタープランが必要であるという場所の確定はこれから京都府さんとも協議していきますので、それが見直しが必要であるというふうになれば、必要に応じて一部見直しも検討していきたいというふうに考えてます。  それ以外に、線引き見直しが行われますと、京都府区域マスタープランの見直しが行われます。ですので、それに合わせまして、都市計画マスタープランの全面改定というのは行う予定であります。 ○今西仲雄副市長  東部丘陵地の関係についてご質問いただきましたので、私のほうからお答えしたいと思いますけども、ご案内のとおり、今、新名神を一つの起爆剤として、近隣の市町においても本当にいろんな形で大きな動きが出てきておるというふうに思っております。そういう意味においても、私どもも、先ほどもお話ししたとおりでございますけども、この機会を山城全体の振興ということを言うてしまえばあれなんですけれども、やはりそれに負けないように、城陽市としてもしっかり新たな産業の誘導を図っていくということ、これは極めて重要なことでございますので、京都府のほうともしっかり相談する中で、地権者の一定の同意が得られた部分につきましては、ぜひとも市街化区域の編入ということについて相談を深めてまいりたいと、こういうふうにまず考えているところでございます。  それから、一方で、これも先ほどお答えしましたけれども、いわゆる西側の既存市街地の部分につきましては、やはり地場の有力な製造工場、本社を持った製造工場とか、そういったところが拡張希望なんかをお持ちのところもございますので、何とか従業員の方が近くでまた住めるような、そういった場所の確保ということもぜひとも考えてまいりたいというふうに思っておりますし、さらには市民に新たなサービスが提供できるような施設、そういったものが事業者のほうから提案があった場合については、地権者ともよく相談する中で、そういった点についても進めていければというふうに考えているところでございます。 ○熊谷佐和美委員  今の段階では、京都府との協議もまだこれからということではありますけども、市の思いといたしましては、新名神が開通するこの好機を生かして、この青色部分のところですよね、特に中間エリアはこれからやっていくということではありますけども、次の次の線引き見直しではなくて、今回の、次期、5年度の線引き見直しの中に中間エリアも入れていく意向があるという理解でよろしいですか。 ○今西仲雄副市長  先ほども申し上げたとおりでございまして、あくまで地権者の意向ということは非常に重要なことでございまして、城陽市の土地じゃございませんので、地権者の意向ということを十分にお聞きするということはございます。それと同時に、この宇城久全体でかなりいろんなところで新たな開発の動きというのがございますので、そういう全体の調整を京都府のほうでやられるということでございますので、そのあたりは我々としては前向きに進めていきたいというふうに思っておりますけれども、繰り返しですけれども、京都府なり、あるいは地権者の方との十分な相談の中で進めてまいりたいというふうに考えております。 ○熊谷佐和美委員  今のところはこれからということでありますけども、今回のこの報告があったということは、ここに書かれてることを将来的に実現、今でもかなり私たちにしたらアバウトな報告をいただいてるという感じがありますけども、実際に線引き見直しがあって、そこでまたマスタープラン等の改定もあって、そこに現実的な実態としての開発が順次行われる下地というんですかね、物が出来上がって出ていくという中で。ただ、新名神の開通というところが、今のところ、私たちの目の前にあるのはプレミアム・アウトレットと物流拠点ですよね。この2つが開業していくということは、まち開きができる。青谷先行整備地区と長池先行整備地区のこの2つが具体に言えるんですけども、まだ具体にできる状況でないというのが今の現状であるので、これ以上どうしようもできませんよね、相手がないわけですから、今のところね。今は都市マスの手前の段階の報告をいただいてるという感覚でよろしいんですかね。それ以上もう言いようがありませんので、こちらも質問のしようがない。これをやってほしい、これをお願いしたいと言えるような状況でもないということでよろしいんですか。 ○森島正泰理事  今回お示しさせてもらったものは、最初に立木のほうから説明があったと思うんですけども、まずは、今までこういう大きな長期的な大方針というものが城陽市にはありませんでした。今回、こういう将来的にはこういう沿道の土地を利用していきたいという、まずはこういう大方針をつくらせていただいて、その次のステップとして都市計画マスタープラン、およそ10年の計画の土地利用のあり方についてをつくっていくと。その次の段階として、市街化区域への編入箇所とかを具体的にやっていくと。逆から言いますと、要は市街化区域編入する箇所を決めるために都市マスで位置づけがないと駄目だと。その都市マスの上位といいますか、こういう大きな大方針というものを今回つくらせていただいたというところです。この大方針をつくるに当たっては、先ほどから申してますように、やはり農用地があります、農地がありますので、そういうところにも影響してくるので、まずはこういう大きな大方針をつくらせていただいて、それからまた次のステップを踏んでいくというような位置づけのものというふうにご理解いただければありがたいところです。 ○相原佳代子委員  失礼いたします。様々委員のほうから質問されてますので、重複する点は省いていきます。  来年度に予定されています次期線引き見直し都市計画変更に向けた城陽市持続的(サステナブル成長都市整備のあり方、これを読ませていただきました。これまではこういったことはありませんでしたので、今回、もちろん5月に村田理事もこちらに来ていただきまして、本当に力を入れて、これから城陽市の来るべきまちの在り方、そしてまた、京都府、城陽市一体となってしていただいてることがよく見てとれます。そしてまた、現状と背景や経過や課題等々、今回書いてありますあり方案につきましては、頭の中で十分に整理できる内容だというふうに評価をしてまいりたいと思います。  そして、その中でやはりここに書かれておりますのは農業施策ですね、これについて重点的に私は書かれてるのではないかというふうに思います。国、京都府と一緒にやらせていただいている京力農場プランについても、今その半ばではないかなと思うのですが、農家さんにお聞きしてましたら、もう本当に時間がないと。今後どうしていこうかというような後継者の問題もありますし、集約的農業の問題もありますし、そういった課題をやはり口にされます。来年度、線引き見直しがあるわけですけれども、先ほど具体的になれば農政とも話し合いたいというふうにおっしゃってますが、これについては、やはり方向性が決まりましたら早く取り組んでいただきたいと思いますが、そのあたりにつきまして、市の考えはいかがでしょうか。 ○森島正泰理事  当然このあり方をつくるに当たりましても農政部局のほうとも協議しておりますし、具体的になってから進めるんではなくて、今現に進めているところでございますので、そこはご理解いただきたいと思います。 ○相原佳代子委員  やはり農業従事者の方々、私なんかは富野荘でやったりとかいう方々が大体多いんですけれども、今目の前に新名神高速道路の工事が順調に進んでいる状態の中で、西富野であったり、東富野であったり、自分のところの農地はどうなっていくんだろうというようなご心配をやはりよくお聞きします。ですので、今、理事のほうからもそういうお答えいただきましたので、またそれは申し伝えますので、しっかりと取組を進めていただきたいというのが1点。  そして、先ほど委員のほうからもありましたが、これからの城陽市のまちの在り方ですよね、について、これは私は本当に重要な冊子になっていくのではないかなというふうに思います。未来予想図というのかな、来るべき城陽市のこれからについてというのが集約され、そして、それが来年、線引き見直しをされ、そして進んでいくわけでございますが、やはりそこに住まいをしている市民の皆さんにとって、それが情報共有され、そして、それを受け入れていただきまして、城陽市の発展に協力もしていただかなければならないというふうに考えます。その中で、城陽市には6つの駅があり、それぞれの駅に、そこまでいってるかどうか分からないんですが、ある種コンパクトシティーのような城陽のまちになってるのではないかなというふうにも考えます。駅の周辺に歩いても2キロ圏内ということですし、そこには学校や、また買物ができ、そして医療にかかることもできる。そういう皆さんが、今後、城陽市で、先ほどからありましたように、そしたら、次に働くところはどうなんだというようなことも、生活をする上にはやはり必須条件になると思いますが、その中でせっかくこういうふうに考えられ、計画を立てられ、京都府と話合いを進め、近隣の市町とも協力し合いながら城陽市のまちを発展させるというところにおきまして、今現在こういうふうに住まわれている市民の方々、駅周辺の開発も含めて、城陽市のこれからの在り方について、再度になると思うんですけれども、副市長もお見えになってると思いますのでちょっとお答えいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○今西仲雄副市長  先ほど来、基本的には既存市街地部分と新たな市街地を形成する部分というようなことで、西側の既存市街地部分と東側の特に東部丘陵を中心とした新しい市街地を形成しようというようなことで、当然、既存市街地の部分の、今委員のほうからもおっしゃいましたように、6つの駅がございますので、やはりそこが一つのコンパクトシティー的な部分があったりすると思いますので、やはりそこに、繰り返しですけれども、いろんな方、高齢者の方も含めて、そこに行けばお買物ができたり、あるいは医療とか、そういったことが手当てできたりとか、あるいはもちろん公共交通が使えるということがございますので、やはりベッドタウン時代からかなり時間がたってきておりますので、やはり今回の新名神を一つの起爆剤として再構築をしていくということも、非常に東側部分については重要になってくるのかなというふうに思っております。  それから、これも先ほど来申し上げてるんですけれども、いろんな事業所がその地域にも立地されておりますけれども、今のいろんな動きの中で、各町も含めて、いろんな思いを持っていらっしゃるところもございますので、そういったところにも地場産業、特に本社をお持ちでございますのでしっかり手当てをしていけるような今回の見直しにしていきたいというふうに考えておるところでございます。  同じことの繰り返しでお答えしたんですけども、それでよろしかったでしょうか。 ○相原佳代子委員  真の意味での起爆剤が、ひいてはやはり城陽市民にとっての、これからは教育であったりとか、福祉であったりとか、生活のいろんな場面においてプラスになるような取組をしていただきたいというふうに思いますので、その辺も考えていただきまして、では、来るべき今度の線引き見直しのほうに期待をいたします。よろしくお願いいたします。 ○澤田扶美子委員  すみません、皆さんいろいろ聞いていただいたのでよく分かったんですけれども、私のほうからは3点だけちょっとお尋ねします。  初歩的なことで申し訳ないですけれども、サステナブルコリドーと位置づけるということなんですけれども、あまり私としては聞き慣れない言葉なんですけれども、これは開発の手法という言葉の認識でよろしいんでしょうか。国がこういうコリドーとわざわざ英語で使ってるのかどうか、その辺お尋ねしたいのと、先ほど熊谷委員のほうからあった長期的というのは、取りあえず10年後ということの理解でよろしいんでしょうか。  それと、これも先ほどからお話があったんですけれども、4ページにあります本市農業者が望む農業振興なんですけれども、これはこれから農業関係者に具体的に意見を聞いていくということでよろしいのかどうかと、それと、一定これは都市計画審議会でいろいろ市域を分けて、ここは市街化区域、農業振興、現状と今後のスタイルみたいなものを例示してあったと思うんですけれども、その辺との関係性をお聞きしたいんです。それを基に、だから、先ほど理事は、今現在、農業関係者との関係も進めてるとおっしゃってたのはそこの辺の理解でいいのかどうか。  それと、6ページの図なんですけれども、これはサステナブルコリドーと東部丘陵地整備計画が重なってる部分があるんですけれども、この部分については何か特徴的なものを考えてるのかどうか。  それと、ついでに言わせていただきますと、コリドーって回廊ですよね。これやったら半回廊みたいな感じなんですけど、その辺の意見もお願いします。 ○森島正泰理事  サステナブルコリドーという片仮名も含めてるんですけれども、今SDGsといいますか、行政側も持続可能な世の中の流れになってますし、そういう意味で持続的、サステナブルで、こういう大きな東西7キロ、南北のほうでも2キロと長い沿道になりますので回廊という名前をつけさせていただいたもので、これが国が言うような開発の一つの手法の名前とかいうものではなくて、我々が独自でつけさせていただいた名前でございます。  そういった長期的な大方針という形で申しておりますけども、これは10年とかそういうような年を区切ったようなものではなくて、当然、先ほど来申してますように、事業の確実性があったりとか、地権者の同意が当然ないと駄目ですし、あと、上位計画という形でこれをつけてるわけですけども、そういった条件が整わないと、我々城陽市の土地でもありませんので、そういう意味では10年というものではなくて、もう少し長い形にはなると思いますけれども、そういう意味で長期的という言葉を使わせていただいてるものでございます。  それと、我々のほうが農業政策について、直接農家さんとお話しするというようなことではなくて、当然組織として我々も対応しておりますので、農政課であったり、まちづくり活性部のほうと我々としては協議を深めているところでありまして、具体には農政課のほうで、またそういう計画を個別つくっていただくような動きにはなってくるかと思います。  ただ、ここに書かせていただいてるのは、当然農地が減りますので、こういうような取組で要は生産性を高めるとか、今後の最先端の農業の育成、農業の取組が必要だとかというようなことを書かせていただいてますし、現状、京力農場プランの作成は、各農家さん、農家組合さん単位でやっておりますので、そういったことの延長線にもなってくるかと思いますので、そういうところでは協議を進めているというようなところで書かせていただいたものでございます。 ○立木克也都市整備部次長  都市計画審議会で都市計画マスタープラン等を今まで協議して報告させていただいたところですけども、今回のものについて都市計画審議会でご報告ということは考えておりません。ただ、今後、線引き見直しに向けまして、都市計画マスタープラン一部改定などが必要になりましたら、その中で併せてご説明させていただきたい、そういうふうに考えております。  すみません、それと、サステナブルコリドーと東部丘陵地が重なっているというところですけど、この回廊と位置づけたのは、今言いましたように、4車線道路がずっとつながるのでその沿道を色づけているもので、東部の開発は東部の開発で当然熟度が高まれば進んでいくというもので、重なっているから特別何かというわけではございません。 ○澤田扶美子委員  重なってるから、スピードが速いのかなとちょっと期待をいたしましたので、聞かせていただきました。  コリドーってあまり一般的やないけど、皆さん好きやなと思う。ほんで、回廊じゃないやろうと言いたいのはその回答がなかったので、もし説明いただけたらそれが欲しいのと、それと、先ほど、理事が農業関係者からの話も進めてますよとおっしゃってたのは、私は提案を、都市計画審議会でいろいろ案が出てたので、そういうことを基に話が進んでるのかなと思ってお尋ねしたんですけども、それとは切り離して考えないと駄目なんですね。  そのことと、それと、これから農政が進めていくとおっしゃってるんですけど、早くしないと遅いと思うんですよ。スマート農業についてはAIを使って、イチジク畑のところを電気自動車を走らせてとか、取組を進めようとしてる方を知ってるんですよ。だから、そんな方もいらっしゃるのに、農政も早く話を進めて、補助ができるなら補助できるような体制を取っていただかないと全く、その方はお金があるから、自分で何でもしようとされるんですけれども、やっぱりそれを広く広げようと思ったら、先に制度を確立しないと駄目なので、そこはちょっと急いでほしいと思います。  以上2点だけ、半回廊ですけど、ここ、上のほうも回るのかどうかと、あと、都市計画審議会とは別ですよというのを経過だけお願いします。 ○森島正泰理事  繰り返しで、確かに回廊といいますとぐるっと1周回るようなイメージはあるんですけれども、現実ぐるっと回ってないというような中身なんですけども、先ほども申しましたけども、東西7キロほどの4車線道路ということで、今までにない規模感になりますのでちょっと回廊という形でそういう名前をつけさせていただいたので、それはご理解いただけたらありがたいなと思います。  先ほど都市計画審議会に報告したものというような形でおっしゃいましたけども、それとはまた全く別で、今回はこれは初めて出すものなので、切り分けて考えていただければ結構かと思います。 ○澤田扶美子委員  皆さんいろいろ考えて実行していただいてるので結構です。一日も早く目に見えるようにお願いしたいのと、農業のほうは早く進めていただきたいのと、よろしくお願いします。 ○増田貴委員  では、私のほうからなんですけども、実は最初、澤田委員の話になりますけれど、サステナブルコリドーということでちょっと調べてみました、休憩時間に。そしたら、人間と社会、地球環境の持続可能な発展というふうなことの回廊だということで、なるほどなということで思いました。当初、これを出されましたときに、何のこっちゃなというような形であまりにもいろんな要素がありますので分かりませんでしたけど、各委員さんのほうからそれぞれ質問されて、なるほどなということで、大体な部分、中核的な部分まで理解させていただきました。  そして、そんな中で私1点だけ、これは要望、ちょっとさせていただきたいんですが、実は今、農業経営者の方々というのは、ご存じのように、後継者不足ということが、私も近辺では全然、耕作放棄地みたいな形で残ってるわけですわ。幾らしたくても年齢のためにできない。ちょっと不安でやってましたら、いつもおじいちゃん、おばあちゃんが来られて田植をされるわけなんですが、今回は違う方が来られてるわけですわ。おじいちゃん、おばあちゃんお元気ですかと言いましたら、いやいや、私はおいっ子なんですよということで、なかなか農業を営むといっても、そういった意味で後継者不足でなかなかできないというふうな方がいらっしゃると思います。ですから、そういった方々の声というのがどうしてもこういった計画の中でもなかなか反映されない部分があると思いますので、そんなところをきめ細かく、もちろんこれは農業委員会の話になりますけれども、していただきたいなということで、要望としてお伝えします。 ○今西仲雄副市長  先ほど来、農業のお話を幾つかいただいております。そうですね、先ほども京力農場プランのお話をしていただいたんですけれども、まさしく今、各地区におきまして、それぞれの地区の今後の後継者、誰がそこを担っていくんだとか、あるいは新たな土地利用をどういうふうに考えていくんだとか、そういったことも含めて、地区ごとの京力農場プランというものを現在、地域の方々と一体となって検討を進めているということでございます。そういったものを当然、いずれのどこかにはまた告知という形で出させていただくということにもなると思いますし、それと同時に、城陽市全体の農業の振興策、今後の在り方、そういったことについても、今回のこの計画の進み具合と併せまして、今の時期にしっかりまとめてまいりたいというふうに考えております。 ○増田貴委員  ありがとうございます。ひとつよろしくお願いします。 ○谷村浩志委員  谷村です。よろしくお願いします。  先ほど谷委員のほうから南城陽バイパス等の話があったんですけれども、以前、利用検討ゾーンのガイドラインのところから言いますと、ここの今オレンジの分がすごい色濃くなってきたんかなという期待を持って、これを見てるんですけれども、せっかく村田理事がおられますので、我々自民会派で以前、京都府の道の造り方というので一応レクチャーを受けに行かせてもらったことがあったと思うんですけれども、そのときにいろいろ意見交換をさせてもらう中で、そういう道を造るためにどういうふうに利用してもらえるんですかと。それができることによって、何が本市にとってプラスになるんですかと、そういうこともしっかり考えていただいて要望いただきたいというようなお話をいただいておりまして、まず、1点目として、今、村田理事が山城北土木からこちらに来ていただいて、その当時のお考えと、今これを利用して、今度は京都府に道の要望をしていただく立場に今度変わったと思っております。そのあたりで、以前とお気持ち的には同じなのか、これを今回見ていただいて、何かこういう利用していくのに村田理事の何かお考えとか、城陽市のお考えとしてなんですけども何かあるのかというのを1点。  土居委員おっしゃったように、住居用としての市街化編入というのは非常に、次長がさっき言われたように厳しい、ハードルが高いというお話があったんですけれども、城陽市は人口は減ってはおるんですけれども、世帯数は増えてるというのが実際のところでありまして、なかなかそうなってくると、もともと既存であるところがあいていって、そこを再開発というのは非常に難しい話になるかなと思っておりまして、今回ゾーニングとかいろいろ検討する場所をいろいろ考える中で、やっぱり働くところが増えてくると、ここで働く方が増えて、近隣で住みたいという方が絶対増えてくるのは間違いないことやと思うんですけれども、今このままいきまして、普通に就業地がいろいろ増えてきたら、今のこの流れでいくと京田辺市だったり、木津川市であったりというところが一番、今でもまだいろいろと住居地域も含めて進められてるところ、そこが言い方がいいか悪いか分からないですけど、漁夫の利を取られるような、おこぼれですごいよくなって、それは京都府として非常にいいことやと思うんですけれども、やはり我々の本市でもしっかり人口を底支えするというか、減っていくというのは仕方がないと思うんですけれども、生産人口をもっとつなぎ止めるために、新たに取り入れるために、同時に住居用の市街化編入というのもしっかり進めていただきたいと思うんですが、なかなかハードルは高いと思うんですが、その2点。あとは城陽市としてどうお考えなのかだけ教えていただけたらと思います。 ○村田正明理事  立場が変わりましたのでなかなか答えにくいところもございますが、昨年、いろいろ城陽市議さんとほかの市議さんとか、いろいろお話をさせていただきました。その中で、今、谷村委員がおっしゃったようなお話をさせていただいたというふうに記憶しております。  道路整備につきましては、道路を整備することによる直接的な効果というのと間接的な効果というお話を多分させていただいたと思っておりまして、直接的な効果というのは、当然交通事故が減ったり、歩行者が安全になったり、渋滞が緩和されたりという道路を造ることによる効果ですね。もう一つは間接的な効果、フロー効果とかいろんなことが言われますが、その道を利用することによって、その地域がいかによくなるかですね。これは経済の発展であったり、雇用の増進であったり、そういう効果があるのかどうか。直接的な効果だけの道路でいいますと、なかなか費用に見合った便益、いわゆるベネフィットというのが最近は難しくなってきてる。したがって、まちづくりと連動した道づくりというのがやはり必要になってくるというふうにお答えした記憶がございます。  当時、先ほど谷委員のお話にもありましたが、都市計画決定がされていないバイパス道路が計画されているというお話でございまして、特にこの道路につきましては、国道24号のバイパスとしての城陽井手木津川バイパスが既に都市計画決定されていると。既に事業化されているということもございまして、3本目の道路になるわけですね、南北軸といたしましてはですね。したがいまして、3本目の道路の必要性が本当に地域の交通を担うだけ、もしくは渋滞緩和だけでどこまで効果があるかというのはなかなか検証が難しい。したがいまして、それは城陽井手木津川バイパスが一定できた中でしか検証の結果というのは出てこないというふうに考えてます。  一方、まちづくりというのはこれからの計画をしていく上で非常に大事なものでございまして、そのまちづくりと連動した道路、これは道路を造るのが先か、まちづくりが先かという問題がございますが、一緒にやはりつくっていくということが重要でありまして、今回こういう、私から見ましたら、結構このゾーニング図は大胆なゾーニング図だというふうに思ってます。最初に土居委員からございましたように、これが全部できるかどうかは甚だ疑問だと。ただ、市の姿勢を大きく示していくことによって、今回、様々な沿線市町が計画されている対外的な打ち出しに城陽市も負けないんだよということを対外的に打ち出していく必要があるということで、今回市としてつくられたものと認識してます。そういう意味では、かなりあやふやな絵になっておるのはやむを得ないと思っておりますし、これを見る市民の方、もしくは今後進出を考えてる企業の方に市の将来図を示していくことがやっぱり必要だと。周りのところは既に示しておられるところもございます。そういう意味では、市が行政として、一定そういうことを考えてるよということを示したのが大事なことだと思っております。  それから、すみません、長くなって申し訳ございません。空き家対策と、それから、これからまちづくりを進めていく上での市街化区域への住宅地の問題でございますが、京都府全域において非常に共通の問題だというふうに思ってます。空き家が増えてる状態の中で新たな市街地をつくったときに、本来であればその空き家にマッチングできればいいんですが、このマッチングが非常に難しいわけですね。高齢化した住宅地の中に新規で新しい住民が住めるのかというような感情的な問題もございますし、そこになじんでいけるのか、新しいまちをつくるよりはかなり難しい問題であろうというふうに認識しています。  ただ、一方で、やはりスマートシティーの考えもございますが、行政組織として、無制限に市街化区域が拡大していくことは、今後のインフラ整備を考えたときにやはり避けなければいけない。無尽蔵にお金が、税金があるわけではございませんので、限られた予算の中でそれぞれの市民生活を支えていくためには、やはり秩序ある計画をつくっていくべきだろうというふうには考えてます。したがいまして、まちづくりの中でそういう雇用、そういう人口が、雇用人口なり、交流人口が増えていく中で、初めてやはり市街化区域の中に住居系が必要なんだという打ち出しをしていける下地ができるんではないかなと。あくまで絵の中で、こういうことになれば必要ですではなく、やはり実績を示していく必要があるんではないかなというふうには考えております。  一方、京田辺市、木津川市、これは南部地域で今人口がまだ増えている唯一の2市でございますね。ただ、それぞれの2市のマスタープラン、総合計画を見ましても、5年後、10年後には人口減少に入るという予測が既に出てます。これはまちの形成した時期、それから、学研区域というような開発が来たということも含めまして、少子高齢化の時期がずれているという状態だろうというふうに認識してます。必ずしもあの2市だけが独り勝ちして、いつまでも人口が増えていくというふうには該当の2市も考えてはおられないのが現状でございますし、そういう思いで逆に人口が増えてる間に、新しい施策を打ち出そうとされておるというのが現状だと思っています。  我々は、逆に城陽市においては既に人口減少に入っておりますので、そういう意味では、委員の皆さんからございましたように、施策を早くスピード感を持って打てよというような思いをお聞きいたしておりますので、それも含めまして、今回出させていただきました今後の都市整備の成長都市の在り方、それから今後の線引きに向けて取り組んでまいりたいと思っています。長くなりましたが、以上でございます。 ○谷村浩志委員  ありがとうございます。以前、4月までのお立場と、今の立場ですごい難しいお話になるとは思うんですが、非常に分かりやすいお話をいただきました。やはり僕らもレクチャーを受けさせていただいて、山城南土木事務所のほうにも城陽井手木津川バイパスの一番南端になるところのあそこも見に行かせてもらって、そのときにもいろいろお話をいただいて、やっぱり道が、卵が先か、鶏が先かじゃないですけども、やっぱりそういうなのもしっかり考えていかなあかんと僕らも思っております。  やはり、最後、人口減少も仕方なく進むんですけども、やっぱり我々の南部の地域、青谷のほうでも、実際家を建てるところが本当にないと。かといって、ほんなら、青谷から出ていって、もうちょっと例えば城陽市内のあいてるところに行ってくださいと、僕たちの立場ではやっぱり言えないものもあるので、やっぱりそこは同時並行としてやっていただいて、交流人口が今後来るのは分かってることですので、やっぱりいろいろとまちづくりとして、こういうゾーニングもしっかりしていただいている中で進めていただけたらと思います。  先ほど、理事の話ばかりになったんですが、やっぱり城陽井手木津川バイパスというのも、今後ひとつ城陽市として、しっかりゾーニングに入れて、あの道を生かした何かまちづくりというのも今後考えていただけたらいいんじゃないかなと思ってるんですけれども、その辺も引き続きいろいろと我々も勉強して提案させていただきますので、ぜひ一緒にやっていけたらと思います。せっかく村田理事がおられましたので、なかなか議会として初めてお声を聞かせてもらったと思っておりますので、また引き続きよろしくお願いいたします。 ○語堂辰文副委員長  1点だけ。6ページの絵ですけれども、これまでから、ずっと以前の話ですけれども、東部丘陵地、ここで城陽市の人口9万人と訂正がされて、その後12万人、そういう時代にこの東部丘陵地で住宅地も含めて、中学校1校、小学校1校、そういうような計画がずっと以前にありました。構想ですね、計画というよりも、構想がありました。しかし、それはなくなって、今こういう形になってるんですけど、ちょっと1点お聞きしたいのは、城陽と井手の境界のところが、現在、白坂テクノパーク。これは大体もう埋まったということを聞いてるんですけれども、それと東側、井手側のほうに現在の10ヘクタール以上に20ヘクタールですか、そういう計画ということなんですけど、そのあたりについては城陽部分も何かあるということですね。そのことに伴って、先ほどもちょっと視察へ行ったんですけれども、この時間はあれですけど、朝になってくると大変混み合ってると。交通問題の関係は大きなあれなんですけども、とりわけ宇治田原のほうが工場の拡張とかいろんなことで、将来的には東部丘陵線ができますから、そこが抜けるといいますか、メインになってくるのか分かりませんけれども、工場と重なって、今の計画があるのか。そうやって、それは具体的にどうなのか、それが1点。  伴って、この黒い矢印で城陽ジャンクションを書いていただいてますけれども、ここから西側のほうの計画というのは、例えば久御山町でございましたら国道1号のバイパスですか、枚方バイパスの端ですね。それから、第2京阪の端ということで、そういう一般車道といいますか、道路が通ってるんですけど、この計画についてはここに入ってるのかどうか、そのことをお聞きしたいです。 ○立木克也都市整備部次長  白坂テクノパークの横というか、近くでということですけども、計画というのは今のところ、特に聞いておらない状況でございます。あの辺りにつきましては国道307号バイパスが整備されているというところで、白坂テクノパークは今ほぼ全てですか、業者さんは埋まってるという状況で、それ以上の計画は今のところ聞いておりません。 ○森島正泰理事  2つ目の枚方との接続というのは八幡との無料橋のことをおっしゃってるんですかね。 ○語堂辰文副委員長  そう、新名神の側道の話。市長とかが要望してるという話がありますけどね。この中には入ってないんですね。 ○森島正泰理事  新名神の側道ですか。 ○語堂辰文副委員長  城陽市から向こうに渡るのは山城大橋だけなんですね。 ○森島正泰理事  やっぱり八幡へまたぐ無料橋のことだと思うんですけれども、それはここに書いてるわけではありません。それは別途、京都府、国に対して要望はしているところで、ここに入っているわけではありません。 ○平松亮委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。
     14時35分まで休憩します。           午後2時23分 休憩         ───────────────           午後2時35分 再開 ○平松亮委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  (2)山城青谷駅橋上化の取組についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○立木克也都市整備部次長  それでは、山城青谷駅橋上化の取組につきましてご報告させていただきます。  まず、先ほども申し上げましたとおり資料を差し替えさせていただきましたことにつきまして、駅の開業日及び式典の日程の調整が整いましたことから一部記述を変更したため、差し替えを行いました。当日の対応となりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、資料1ページ目をご覧ください。  1、山城青谷駅橋上駅舎等の開業日についてであります。山城青谷駅橋上駅舎等は、令和4年7月23日土曜日の始発から開業となります。  次に、2の施設の概要についてであります。自由通路の概要といたしましては、有効幅員は5メートルで、柵内外兼用エレベーターを2基、公衆トイレ1か所を整備するものであります。  橋上駅舎の概要といたしまして、簡易自動改札が2通路、券売機が1台となります。  次に、3、橋上駅舎開業時における山城青谷駅への歩行者通路についてであります。  2ページをお願いいたします。  ページ上側の参考図をご覧ください。参考図の上が北側でありまして、真ん中付近の青色塗り潰しが自由通路になります。オレンジ色の塗り潰しが橋上駅、右側の灰色の箇所が東側駅前広場整備予定箇所となっておりまして、左側の灰色の箇所が西側駅前広場及び駅前広場へアクセスする新青谷線となっております。  橋上駅舎開業時におきましては東西の駅前広場は未整備の状態であることから、橋上駅舎の歩行者通路といたしまして、仮設の通路を施工することとしております。参考図の赤色の箇所が仮設通路となります。線路の東側からの駅までの通路としましては、東側駅前広場整備予定地の北側を通り、エレベーター及び階段への通路を確保する計画としております。  次に、線路の西側から駅までの通路としましては、北側の中村道踏切から線路の横を通り、エレベーター及び階段への通行を確保する計画としております。  続きまして、ページ戻りまして、4の記念式典についてであります。記念式典につきましては、開業日の前日であります令和4年7月22日午前に新型コロナウイルス感染拡大対策を取りながら、関係者のみで実施する予定としております。  以上で報告を終わります。よろしくお願いいたします。 ○平松亮委員長  これより質疑に入ります。 ○谷村浩志委員  よろしくお願いします。  まず、開業日が決まったということで、これは本当にうちの地元の方も非常に皆様気になされたことで、またこれで僕もご報告させてもらおうと思います。一般質問で今回、ちょっと広場のことをやらせてもらいますのであまり深くは聞かないつもりでおるんですが、ちょっと2点だけお聞かせ願いたいと思います。  仮設通路なんですけれども、これは東西ともの話なんですが、まず、東側ですね。今、仮設通路をクランク状に書いてもらってるんですけれども、これ今、駐輪場はちょうどこの令和4年度末完成予定と書いてある下ぐらいに現在、駐輪場があるんですが、この駐輪場からは仮設通路の右上の赤のところからしか、これは入れない状態になってるんでしょうか。 ○立木克也都市整備部次長  仮設通路の、図面でいいますと右下に現在、駐輪場がございますけども、そこから駅舎の入り口に向けて通路を確保したいと考えているところです。もしくは道路に一旦出ていただいて通路を通っていただくというような形を考えております。 ○谷村浩志委員  すみません、東側、駐輪場からこのままホームのほうへ線路沿いにもし行けるんであれば、それが一番いいのかなと思うんですけれども。東側に関しては分かりました。  西側の中村道踏切から入ってくる仮設通路なんですが、ここは今工事してるところを見てますと砂利であって、少し勾配がついている状態であると思うんですけども、西側からのエレベーターがありますので、こちらからもたくさんの方が今後、仮設通路ができたら乗られると思うんですけど、ここが仮に車椅子の方でも通れるぐらいの勾配で収まるのか、仮設通路がですね。  それと、奈島とか十六側の方はこっちから来られると思うんですけれども、現在、駐輪場、先ほどの東側の、南側にしかないんですけど、今後の計画としては西側のちょうど下の三角のところですね、ここの紫になってる、ここに計画されてるんですが、今回、仮設通路ができる時点、7月23日の時点では、ここに自転車はとめることは可能なんでしょうか。 ○立木克也都市整備部次長  まず、仮設通路が車椅子でもというところですが、そちらにつきましてはバリアフリーの考え方に基づきまして、5%以下のスロープを取り付ける予定にしております。  西側の駐輪場、この三角地のところですけども、今現在、駅舎の工事のために工事の資材置場などで使用しているということで駅広はまだできていないんですけども、今後、順次駅前広場の整備を行っていきますので、開業時にはまだちょっと西側の駐輪場はできていないという状況になります。 ○谷村浩志委員  すみません。今実際、工事されてますので、進捗を見てても、ここは今使えへんなと思っておったんですけど、取りあえずは年度末まで工事がかかるということですので、もし、これは要望になるんですけれども、少しでも先にこっちの、西の南側の駐輪場がちょっとでも確保できるんやったら、実際、駅の西側広場ができる前に使える状態になれば、自転車の方も非常に利便性もそのまま残ると思うので、その辺もし可能であれば工事関係者の方と一緒に調整してもらって、先に駐輪場でも開けてもらえるように交渉いただけたらと思いますので、これは要望しておきます。 ○相原佳代子委員  待ち望んでおられた山城青谷駅橋上化の取組、そしてまた、駅舎等の開業日が来月に決まったということでおめでとうございます。本当に地元の方々、ご利用者の皆様方は大変うれしい思いで待ち望んでおられることだと推察いたします。  そして、今、参考図面を見せていただきましてちょっと質問させていただきたいんですが、平面図を見させていただいているわけですけれども、地上からエレベーター2基、東、西と上がってこられまして、それぞれに改札、これは1か所というかな、東側になるので、必ずそこを通られて下りホーム、上りホームということになるかと思うんですけれども、たしかJRの長池駅は自由通路のところに長池駅の広場というか、ちょっとPRできるような地場産品なんか置かれたりとか、そういうようなところがあったかと思うんですが、それは今回はなされてないのかということと、あと、トイレの位置ですね。ちょっと今回の参考図面のほうには出てないんですけれども、どこになるんでしょうか。 ○立木克也都市整備部次長  長池駅の自由通路にあります交流スペースですけども、今回、青谷駅にはそういったスペースは設けないこととしております。  トイレですけども、この地図にはございませんけども、東側、図面でいうと右上のエレベーターがあると思うんですけども、その辺りにトイレがくると。要は東側の1階部分にトイレがくるという形になります。ですので、駅の中にはなく、駅の外、東側の駅前広場から直接トイレに入れるという形になって、場所は駅舎自由通路の下辺りになります。 ○相原佳代子委員  交流スペースというのは地元からの要望とか、そんなのはなかったのかなというのが1点。これは出来上がった図ですので、今からというのはなかなか難しいと思いますけどちょっと確認いたします。  それとあと、トイレの位置については東側の1階ということなんですよね。だから、お使いになられる方というのは、これは東側になるということは青谷コミセンの前やったら使って、今もそうなのかな。コミセンを使われる方が一緒になってそこを使われてたりしてたと思うんですけれども、今回もやはりこれは東側で、西側にはないんですね、そしたら、これについては、トイレについては。ちょっとご利用者さんから言えば、もう出来上がってしまうところで言うのも何なんですけれども、コミセンにあるのであれば西側に必要かなというふうにも思ったりするんですけど、ちょっと確認させていただきます。どういうことでそちらになったかということ。  それと、自由通路につきましては、これは市道認定ということになっていくわけですね。そこら辺をちょっと確認させていただきます。 ○立木克也都市整備部次長  西側の駅前広場につきましては、今現在、上下水道のインフラも入っていないという状況で、東側にそういった意味で設置させていただいておると。片方にしかないというのは、長池駅であれば南側にありますので、それが今回東側という形になっているところでございます。  自由通路につきましては、市道認定、既に認定がかかっているところであります。 ○相原佳代子委員  子供さんたちの、児童の皆さんの通学路というのがちょっと分からないところもあるんですけれども、そうなると南北、これは南北じゃないのかな、東西の自由通路を今後、通学路としてお使いになられるようなことはないんですか。 ○立木克也都市整備部次長  自由通路、通学路の設定につきましてはまた教育委員会等で検討される内容になってくるかと思います。 ○相原佳代子委員  そこは担当課との話合いのほうを進めていただきまして、皆さんが待ち望んでおられたこの橋上化の取組でございますのでしっかり進めていただきたいと思います。7月23日、皆さんが本当に笑顔で使っていただけるようにというふうに期待いたします。 ○土居一豊委員  22日の関係者限定の式典ですけど、関係者の範囲はどのような範囲と考えてますか。 ○立木克也都市整備部次長  先ほども申しましたけども、新型コロナウイルス感染症があるということでなるべく規模を縮小して考えているということで、まず、ここ、議会の関係でいいますと、正副議長と建設常任委員会の皆さんには出席していただけるようにと考えているところでございます。そのほかの方につきましては、なるべく関係者を中心に出席していただけたらというふうに考えているところです。 ○土居一豊委員  あと、以前からお願いしてるんですけど、旧駅舎の事務所をJRから頂いて、あそこをいろいろな形の休憩室等に活用したらということでお願いしてますけど、JRとの話はどのようになっていますか。 ○立木克也都市整備部次長  こちらは以前からお話もいただいておりまして、こちらからも駅舎、今の駅員の休憩室として利用していきたいということでJR西日本からお話をいただいているところで、その後の具体的な跡地利用というか、計画というのは今のところないということで引き続き検討してまいりたいというふうに考えております。 ○土居一豊委員  この常任委員の皆さんでも、山形県東根市の新幹線のさくらんぼ東根駅、ここを視察に行った方がいらっしゃると思うんですけど、あそこには高校生が帰ってきて、小さな図書館を、パソコンも置いてあって、勉強できるスペースがあるんです。聞いたところ、時間待ちの関係でそこで子供たちが勉強してる。新幹線の駅の中ですから立派な施設ができてるので、最初からそういうものを目的として建てたというんです。すばらしい発想だな。そういうことを視察で見てきて、この青谷駅の開発にかかりましたので、あの駅舎をぜひ頂いてほしい。私がイメージするのは、まず、あそこを利用する支援学校の生徒さん、この生徒さんの電車待ちの休憩室であったり、そこで勉強できるようにしてあげたら、特に支援学校の子供さんには、いろんな配慮が必要な方がたくさん学校に通っていると思います。  もう一つ、観光に来た方がちょっとした休むところがないと言われます。同じく、特に梅の季節等、観光に来た方が休憩できる。できればちょっとしたその時期には、観光PRするようなスペースをあそこに設けておければな。この話は青谷コミセンの館長さんも、非常にいいことですね、ぜひそれは進めてほしい、館としてもですね。コミセンは閉めたら、もう入れない。いろんな問合せがあるけど、そこをフリースペースにしておっていただいたらいいなというふうな話を聞いてます。ぜひJRに支援学校の生徒さんへの配慮ということも含めて、あまり市のことばかり言えば、JRが、それは市が考えることでしょうと言われるかも分かりません。観光のことを言えばですね。しかし、JRを利用してる支援学校の生徒さんのということになれば、少しJRも心が動くかも分かりません。ぜひあのスペースを早く市に頂けるように全力を出していただきたい。あけられることなんです。継続して要望していただきたいと思います。 ○谷村浩志委員  すみません、ちょっと1点確認するのを忘れておりまして、今工事中でホームの部分が非常に狭くなってるところがあるんですけれども、これは7月23日の開業のときにはもうもともとのホームの広さに戻ってるというのでよかったんでしょうか。 ○立木克也都市整備部次長  今、仮囲いなりをしておりますので、完成時には囲いはなくなっている予定です。 ○谷村浩志委員  ありがとうございます。すみません。 ○増田貴委員  公衆トイレなんですけど、1か所ということなんですが、中身はどういうふうな形になりますか。例えば障がい者用のトイレとかは。 ○立木克也都市整備部次長  男性用トイレと女性用トイレと多機能トイレという形になってます。 ○増田貴委員  ありがとうございます。 ○平松亮委員長  ほかに質疑ありますか。           (「なし」と言う者あり) ○平松亮委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  説明員交代のため、暫時休憩します。           〔説明員交代〕           午後2時54分 休憩         ───────────────           午後2時57分 再開 ○平松亮委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  まちづくり活性部関係の審査に入ります。  報告事項に入ります。  (3)東部丘陵地整備についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  それでは、資料に基づき、東部丘陵地整備について報告させていただきます。今回、報告させていただく項目でありますが、1、地下水モニタリング調査等について、2つ目に、長池計量所の移設について、最後に、東部丘陵線の事業費について、報告させていただきます。  2ページをお願いします。  1、地下水モニタリング調査等について説明させていただきます。地下水モニタリング調査は、一般財団法人城陽山砂利採取地整備公社が安心・安全な埋め戻しについて、埋め戻した建設発生土が土壌、地下水に影響を及ぼしていないか調査を行い、土壌・地下水の保全に係る審議会において、その結果について議論されてきたところです。先般、令和4年3月に開催された第28回の審議会で、地下水モニタリング調査について総括されましたので、その内容について報告させていただきます。また、土壌・地下水の保全に係る審議会の今後の対応についても、併せて報告させていただきます。  ア、城陽丘陵における地下水解析及び審議会討論についての総括としまして、表の中の7.2、調査と解析の目的をお願いします。  1、公社が管理する事業所における定期的な地下水水質の把握と監視として、水質定期モニタリング調査を実施してきました。  2、特定有害物質が環境基準を超えて検出されている地下水における有害物質のモニタリングとして、臨時調査、定期モニタリング調査を実施してきました。基準値を超えて検出された特定有害物質は総水銀、ヒ素、ホウ素の3物質であります。  3、上記特定有害物質の由来と起源に関する調査及び考察としまして、(a)有害物の起源を探るための水質調査、(b)埋戻土における土壌調査・ボーリング調査、(c)地山における土壌調査・露頭調査、(d)その他の調査としまして、データの統計解析などを実施されました。  7.2.1、地下水の水銀類でありますが、青谷川周辺の工場などでは、掘抜井戸のみで少量の水銀が検出されています。アルキル水銀の検出はない。最初に総水銀が問題となったのは平成18年度6月の定期モニタリング時であって、♯104(既設井戸)の地下水で環境基準を超過する水銀が初めて検出されたところであります。さらに、平成22年度6月度の定期モニタリングにおいては、♯101の既設井戸からも水銀が検出されました。しかしながら、両井戸における水銀の検出値のレベルは、基準値を超過しているとはいえ微量であるとともに、これらの地下水は人間の、3ページをお願いします、生活に供されておらず、直ちに健康被害が及ぶ範囲にないことが確認されています。また、平成19年度には、水銀の起源と由来に関して詳細なボーリング調査などが行われ、その調査結果から、水銀は自然の地層(粘土層)に由来する可能性が示されたところであり、ここ数年はほとんど検出されていないところであります。  次の段落、7.2.2、地下水のヒ素、ホウ素などをお願いします。  最初にこれら特定有害物質が問題になったのは、平成17年度12月度の定期モニタリング調査でありました。既設井戸♯102及び既設井戸♯106の地下水でヒ素が環境基準を超過しました。城陽丘陵で大阪層群・古大阪層群の基盤に達している井戸はまさにこれら2井戸であり、ホウ素、ヒ素は基盤中にごく一般的に存在しているものであります。  平成19年度には事業所内において詳細なボーリング調査が行われ、ヒ素は自然由来と最終的に判断されたところであります。その後のモニタリング調査で、ホウ素、フッ素に関しても、同じく地下深層由来と結論づけられているところであります。また、現在では、これらの井戸は事業所の廃業により廃止されており、外部環境への影響はないと判断されたところであります。  次の段落の7.3、まとめをお願いします。  これら客観的事実の積み重ねから結論を述べると、当地の地下水で検出されている微量の水銀類、さらにヒ素、ホウ素は全て自然由来であり、地下水や土壌には人為的由来の汚染は一切確認されていません。地表面の整備が進んだ現在、城陽丘陵にこれらの3要素の含有量が将来、極端に増加することは考えにくいが、今後も周辺において建設発生土を受け入れる計画であることから、城陽市または公社において地下水調査を継続できる体制を整えておくことが望ましいと結論づけられたところであります。市といたしましては、今後も公社において埋め戻し事業が当面継続されることから、引き続き地下水モニタリング調査の継続を求めていきたいと考えているところであります。  4ページをお願いします。  (イ)土壌・地下水の保全に係る審議会の今後の対応についてでありますが、平成29年12月のモニタリング調査において、ごく低濃度の水銀を検出したのを最後に、以後は一度も特定有害物質が検出されていないこと、総合解析等業務報告書において、当地の地下水で検出されている微量の水銀類、さらにヒ素、ホウ素は全て自然由来であり、地下水や土壌には人為的由来の汚染は一切確認されてないとの結論に至ったことから、土壌・地下水の保全に係る審議会については第28回の審議会でもって休会されることとなりましたが、委員長につきましては、今後、必要に応じて相談できる体制を確保するために、公社の顧問として就任していただくこととなりました。  5ページをお願いします。  2、長池計量所の移設についてでありますが、山砂利採取地の安心・安全な埋め戻しを実施するため、集中監視所として長池地区に1か所、青谷地区に1か所の合計2か所の計量所を設置していました。今回、長池計量所につきましては、東部丘陵線の整備に伴い移設が必要となったことから、長池地区の埋め戻しの進捗並びに今後の埋め戻し箇所を考慮して、府民スポーツ広場(みどりが丘)付近の立場林道沿いに奥山計量所を新設し、令和4年2月28日より運用を開始したところであります。  (ア)は位置図となっています。左下の青色の箇所が撤去した長池計量所であります。右上の赤色の箇所が新設した奥山計量所であります。公社では、建設発生土の受入れは、青谷、奥山計量所の2か所で集中監視してまいることとなりました。  以上で、東部丘陵整備課分の説明を終わらせていただきます。 ○中野将士新名神推進課長  続きまして、新名神推進課分を報告させていただきます。  6ページをお願いします。  3、東部丘陵線の事業費について説明させていただきます。  東部丘陵線の事業費につきましては、平成28年度当初の概算事業費を40億円とし、平成29年度にスマートインターチェンジの計画など事業規模の拡大による概算事業費を追加し、65億円としたところです。以降、詳細設計を進め、道路線形や各種構造等の見直しにより、今回、全体事業費を97億円としたところでございます。  まず初めに、事業費算出の経過についてご説明いたします。  上段の表をご覧ください。こちらは平成28年度、事業着手時点での概略設計、いわゆる基礎データを基に概算事業費を40億円と算出し、交付金事業として事業を着手したところです。  次に、下段の表をご覧ください。こちらは平成29年度事業評価時点におきまして、第1回目の事業費の変更を行ったものです。先ほどご説明いたしました平成28年度の概略設計にて算出しております40億円に、この時点で新たに追加となりましたスマートインターチェンジの計画決定によりインターアクセス道路、また、自衛隊の分団用地の用地購入費等を概算事業費ではありますが25億円を追加し、65億円としたところでございます。  また、新名神高速道路との同時施工といった決まった時間軸で事業を進めていく必要がある中、安定した財源の確保が大きな課題であったため、交付金事業から補助事業への変更を行い、東部丘陵線に特化した補助事業として特定財源の確保に努めたところでございます。  7ページをお願いします。  上段の表をご覧ください。先ほどの65億円の概算事業費を算出以降、測量調査を進めまして、現地の地形を把握した上で詳細設計を行い、第2回目の変更として事業費を算出した結果、65億円から32億円増の97億円となったところでございます。  増額の大きな要因は、この上段の表の最下段にあります工事費の増加25.6億円で、その主な内訳を下の表に示しておりますので、そちらをご覧ください。
     まず、①の土工ですが、詳細測量に基づく施工土量の増加、それに伴う残土処分の増、また、工事車両の進入路整備や砂利採取事業者の場内道路の機能回復に伴う土量の追加がございました。  次に、②の構造物工ですが、新名神の盛土下を通り抜ける道路、いわゆるトンネル形状になりますが、ここのボックスカルバートにつきまして、公安委員会との交差点協議の結果、見通しの確保など安全対策が必要となり、ボックスカルバートの入り口断面の大きさに変更が生じたものでございます。また、保安林解除に係る治水協議の結果、道路の雨水排水施設の構造を変更したものが要因となっています。  次に、③の地盤改良工ですが、道路本線上の軟弱な地盤が想定される箇所におきまして調査を実施したところ、軟弱地盤対策が必要となったことが要因でございます。  最後に、④のその他ですが、施工上の安全対策、実施施工工程を立てる中で適正な交通誘導員の配置、安全柵等のいわゆる安全対策の必要が生じたこと、また、この間の消費税の8%から10%への増税分のほか、人件費、労務単価の上昇など社会情勢の変化によるものが主たる要因となっております。  8ページをお願いします。  こちらの位置図に、これまで申し上げました追加内容及び変更内容を破線の丸印にて示しておりますので、参考にご覧おき願います。  なお、東部丘陵線の事業費の財源につきましては、これまでより約半分を国庫補助金、残りは起債と基金を充てており、東部丘陵線の事業実施期間中は、今申し上げました国庫補助金と起債及び基金で事業を進めることになります。  一方、事業完了後の起債の償還につきましては、全体事業費も増えていることから、全てを基金で賄うことは困難であると考えられ、今後の寄附金がどの程度見込まれるかによっても額が変わってまいりますが、起債償還の財源として、一般財源である東部丘陵線の整備による税収の増額分の一部を充てることも検討する必要があると考えているところでございます。  9ページをお願いします。  東部丘陵地まちづくりについて、東部丘陵線を取り巻く今後の整備計画をお示ししております。東部丘陵線は、東部丘陵地まちづくりの骨格を形成する幹線道路であるとともに、新名神高速道路の城陽スマートインターチェンジに接続するインターアクセス道路として、円滑な都市交通と良好な都市環境を形成する道路と位置づけております。  今後の展開といたしましては、令和6年度に予定されている新名神高速道路の開通後、東部丘陵線に沿って府内初のアウトレットや国内初となる高速インターチェンジ直結の次世代基幹物流施設の開業をはじめ、府立木津川運動公園では、いよいよ北側区域が整備されようとしております。  また、城陽井手木津川バイパスの整備が進み、城陽市だけではなく、山城地域の発展、産業の活性化や地域の雇用の確保など、大きな可能性を持つ広大な中間エリアのまちづくりを着実に進捗させるためにも、東部丘陵線は大変重要な道路であると考えています。  今後は、今回報告いたしました97億円を全体事業費として事業を進めてまいりたいと考えておりまして、今年度秋に行います事業評価にて当該事業の再評価を審査していただくことと予定しております。  以上で説明を終わらせていただきます。 ○平松亮委員長  これより質疑に入ります。質疑はありますか。 ○語堂辰文副委員長  いいですか、お聞きします。まず、1番のモニタリング調査、3番の今の事業費の件でお聞きしたいと思いますのでよろしくお願いします。  まず、地下水の関係ですけれども、水銀については3か所というお話がありましたけれども、それがもう水がかれてるとかもあって、現在ではそこは出てないということですけれども、南山城学園に入る入り口のいわゆる城陽市の水道、2号井戸は現在でも出てますので、取水を止めています。それから、木津川運動公園の南側、そこの井戸については修景池、そこへ供給する井戸、これについては、当初は井戸は使われていたんですけれども、やはりこれも水銀が含まれているということで、これについては修景池から蒸発すれば水銀が有毒だということで、今はそこの給水は止まってます。また、北側のほうの業者の井戸からも出ているとも聞きますけども、それらを考えてみますと、やはり周辺井戸については徹底した調査が必要じゃないかということなんですけど、先ほどのご説明の中で既に廃業してる事業者があってということなんですが、廃業した業者のところはもう既にアウトレットの関係ですけど、1番を埋められて、そこからは有害物質ということでさっきお話ありましたヒ素、ホウ素、フッ素が出てたということですけれども、これについては現在、調査ができないような状況なんですけどね。やはりそういう調査が必要じゃないかと思うんですけど、これが一つです。  それで、現在残ってる調査井戸というのは何本残ってるということなんですか。  2つ目、ヒ素、ホウ素、フッ素の関係ですけれども、やはり井戸の周辺も含めて、土壌、また地下水の調査が必要やと思うんですけど、どうなんでしょうか。  3つ目、土壌・地下水の保全に係る審議会の休会ということでございます。先ほどご説明いただきましたのでなぞりませんけれども、これまでから山砂利跡地の埋め戻しに伴う有害汚染物質について検査し、除去の提言等の責任、これは当然審議会がされるべきだと思うんですけれども、それで継続していただくということが必要ではないかと思うんですけれども、これについては、先ほどからも委員長だけが別の任務に当たられるということで休会ということなんですけども、やはり継続すべきだと思うんですけれども、この点についてはどうなんでしょうか。ちょっと全部言うと長くなるので、ここで2つでと思いますけども。 ○平松亮委員長  3点ですね。調査井戸は何本現存するか。周辺も必要ではないかということと、調査委員会も継続すべきではないかという、この3点。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  それでは、私のほうから答弁させていただきます。  まず、周辺地域に調査が必要ではないかということでございますけども、これまで公社の審議会におきまして28回、土壌・地下水の保全に係る審議会におきまして議論がされてきました。その結果としまして第28回でまとめられましたのが、当地の地下水で検出されている微量の水銀類、さらにヒ素、ホウ素は全て自然由来であり、地下水や土壌には人為的な汚染は一切確認されていない。地表面の整備が進んだ現在、城陽丘陵地において、これらの3要素の含有量が将来的に極端に増加することは考えにくいが、今後も周辺に建設発生土を受け入れる計画であることから、城陽市または公社において地下水調査を継続できる体制を整えることが望ましいというふうに総括されたところでございます。しかしながら、市としましては今後、先ほども言いましたけども、公社において埋め戻しを実施されますので、地下水モニタリング調査につきましては継続してお願いしていきたいというふうに考えております。  続きまして、井戸の数でございます。東部丘陵地にありました、地下水モニタリング調査してました井戸につきましては過去、調査井戸については各事業所に設置していました井戸6か所と、城陽山砂利採取地整備公社が設置した井戸3か所の計9か所がございました。しかしながら、砂利採取業の廃業や井戸がれ、東部丘陵地の土地利用に伴い井戸が廃止され、現在では事業所井戸2か所というところでございます。  最後に、審議会の関係でございます。審議会につきましては、ある一定自然由来であるというところで結論づけられたところでありまして、休会というふうにされたことであります。今後、仮にモニタリング調査して特定有害物が出た場合についてアドバイスなりいただける体制として、委員長に顧問として残っていただいたという状況でございますので、市としてはその体制で十分であるというふうに認識しております。 ○語堂辰文副委員長  業者の井戸が2本、それだけが現在、モニタリングの井戸として残ってるということなんですけど、当初は事業所が、業者井戸6本、公社が3本やということですね。ということは、私たちが聞いてましたのは、ほんのこの間まで業者井戸4本、公社が3本と、こういうふうに聞いていました。先ほど言いました学園の近くの井戸については、アウトレットの関係ですけれども、それは埋められて、事業所が1本なくなって3本やなと言ってたんですけれども、今お聞きしましたら、事業所の3本のうちの1本は埋められ、もう使わない。そこの2本だけが残って、公社の3本はどうなってるんですか。それはちょっと、これまでの経過からしてあまりにも急ピッチで、調査井戸、モニタリング井戸を埋められた、なくされた。これはやっぱり市民の皆さんからしたら心配だと思います。そのあたり、どうなのか。  それと、何か出た場合には委員長について相談をということですけど、やはりこれまでから調査をしていただいているわけですけれども、議会のほうでも全会一致で1万6,322台の例の産廃問題、これについて、京都府もそのうち3,000台は撤去といいますか、城陽市議会では撤去と言ったんですけれども、府議会のほうは人体に影響はない、周りに及ぼすそういう影響も少ないということで、これはいわゆる覆土で十分という話があったんですが、それでも行政の協力で456台が撤去されましたけれども、2,500台分ほどは残ったままで今、そこの上のほうに埋められてるわけでありますけれども、そういうことも含めて、やはりこれまでからそういう汚染土あるいは地下水、これについては徹底調査をするという必要があるんじゃないかと思うんですけれども、そこらについて市の考え方ですね。もうこれで出てないからいいんだということにはならないじゃないかと思うんですけど、そのあたりはどうなんでしょうか、再度お聞きします。 ○大石雅文まちづくり活性部長  まず、特定有害物質が検出された井戸のところで原因究明調査という形で、これは公社がこういう基準超えの物質が検出されたことから、公社が設置する本審議会、こちらの助言を得て、平成19年、20年に原因究明調査というのを実施しております。今お話ありましたヒ素の関係ですが、ここの部分をその井戸の隣接するところで土壌の分析調査であったり、水質調査をした結果、地盤の非常に深いところ、100メーターぐらいの深いところの地盤の部分に存在するということが判明したことから、ヒ素の部分については自然由来であると結論づけられたというところでございますので、公社のモニタリング調査としての原因究明といたしましては、平成19年、20年において完了しているというところです。そういったことも含めまして、これまでのモニタリングの結果を通した中で、今回、審議会において最終総括まとめで自然由来だということを結論づけられたというふうに考えてるところです。 ○木村敬まちづくり活性部新都市政策監  井戸のことについてでございます。井戸につきましては、モニタリング調査を開始した当初におきましては、先ほど答弁させていただいたとおり、全9か所ということで実施してまいったところです。ただ、9か所で実施してまいりましたが、先ほどもお答えさせていただいてますとおり、井戸がれであったりとか、あるいは検査してる事業所が廃業されたというところもありまして、2か所減って7か所になって、これまで調査を継続してきたところでございます。7か所になって、また埋め戻しが一定完了した中で、次の土地利用に転換されるという中で井戸を廃止してきたという経過になってございます。そういった部分につきましては、これまで建設常任委員会のほうにも都度、ご報告もさせていただいてるところでございますので、その点については一定ご理解いただいているものということでは考えているところでございます。  あと、ご質問の中には再生土のことについて、ちょっとご質問があったところです。これにつきましても、ご説明はこれまでからさせていただいてるところではございますけども、この再生土につきましては、改めて市のほうといたしましても、土壌に特定有害物質が含まれているかどうか、そういったことについても、その安全性についても再度改めて検査した中で、検査結果といたしまして、そういう有害物質は何も含まれてなかったということが判明しております。そのような中で、市といたしまして、改めて京都府のほうで再生土問題に関する検証委員会を立ち上げられたときに覆土措置とするという結論を出していただいた。その結論を改めて覆土措置とすることで進めるということで、市として、これまで参ってきたというところでございます。 ○語堂辰文副委員長  当初9か所の井戸、私たちが聞いてましたのは業者の井戸がそのうちの7か所、それから公社の井戸ですね、それがモニタリング井戸が3か所。7か所のうちの3か所が井戸がれとかいろんな、廃業でなくなって、ですから、業者井戸は4か所と3か所ということでしばらくお聞きしておったんですけど、今お聞きしましたら、業者の井戸が2本ですからね。公社の井戸は3本埋めたということなんですか。それを最後、お聞きしておきたいと思います。お願いします。 ○木村敬まちづくり活性部新都市政策監  公社井戸につきましては、これまでもご報告なりはさせていただいてるところではございますけども、当初3か所ありまして、その3か所につきましては、東部丘陵線事業であったりとか、次の土地利用の転換に伴いまして廃止ということで撤去してまいったものでございます。 ○語堂辰文副委員長  今のお話でお聞きしますと、そういう調査の結果、有害なものは出てないと。また、土地利用が変わったということでありますけれども、いわゆる自衛隊の用地のすぐ横が、NEXCOさんが調査された、それを聞きますと30メートル、40メートル、そういうボーリングの中でいわゆる建設がらといいますか、産廃やらいろいろ含まれてるということがあって、その中でやはりもっと埋め戻しの数十メートルからのところもあって、そこには以前にはかなりのものが埋められたというような、ご近所の方のお話も聞いてるんですけれども、やはり調査はこれから必要やと思います。今お話を聞きましたら、審議会は休会ということでございますけれども、やはり開いていただいて、市民の皆さんは全く別のところじゃなくて、城陽市の皆さんの地下水は水道水の原水でございますので、やはり調査をしていただきたいと思います。要望しておきたいと思います。  公社の3本についても埋め戻したということですけども、やはりそこはきちっと残さないと、業者の井戸2本だけでこれでモニタリングをやってますということにはならないんじゃないかと私は思いますので、改めてそのあたりもお願いしたいと思います。  もうこれ、次にいってもいいですか。じゃ、後のほうですけれども、今回の報告は放映がされていますから、市民の皆さんからされたら、えっということでしてるんじゃないかと思うんです。実際、あ、こんなものかというふうに思ってられる方もあれば、まさかというか、思われる方もあるかも分かりませんけども、一つは、東部丘陵線事業費の見直しということでございますけれども、これは3点ほどお聞きしたいんですけれども、一つは、当初は概算事業費ということで40億円出てました。先ほどご説明がございましたけれども、これについて、2分の1は国の国庫負担と。だから、半分、城陽市と。その半分についても基金の適用ということで、いわゆる一般財源とかそういうことはほとんどないですよという話でした。ところが、その後、見直しがされました。その見直しは、先ほどもご説明がありましたけども、自衛隊の用地とかいろんなことで25億円の上乗せがされました。これについて、まず一つは40億円の財源ですね。これ、先ほどご説明がありましたけども、実際支払われているわけでございますので、いわゆる40億円の中身ですね。費目といいますか、内訳。  それと、併せて起債ということでございますけれども、起債についてもやはり借金ということでございますから、市民負担が出てくるということになってくると思うんですけど、そのあたりどう考えていただいてるのか。  2つ目です。その60億円の関係ですけど、インターアクセス道路用地買収などで25億円ということですけれども、これの財源ですね。ご説明では、山砂利跡地の整備基金、起債を充当ということでございますけれども、これはそれぞれの額がどのような額であったのか。また、なぜそういうことが、当初分かってたはずですので、こんな一気にどんと上がることは考えられませんので、なぜ途中で増えてきたのか。市民の皆さんからしたら、初めから60億円やったら何やこれはということになるか分かりませんけれども、初め小さく、そしてどんどん増えているというやり方が一体どうなのかということが2つ目です。  3点目は、最後、今お話がありました今回のトータルで、ご説明ですと32億円ということですね。そうすると最初、これは97億円ということでございますので、40億円から見ましたら2.5倍に近い、そういうような額になってきている。これは普通の計画では考えられないと私は思うんですけどね。皆さんにとっては常識やと思われるか分かりませんけれども、それは追加、項目ごとで予定額をどのようにされるのか。また、そういう工事費というのが25億、今回入ってますけど25億6,000万ですか、これの内訳ですね。どういう内容やということで、増加要因は書いていただいてますけれども、それぞれの内訳ですね。  それから、今回増えてる、いわゆる32億の財源は先ほどご説明がありましたけれども、東部丘陵地の税収からも充てるようなお話でございますけれど、幾らの税収を見込んでおられるのかですね。  それと、最後ですけれども、今後、最終的に幾らぐらいを想定されて、こういう状況でしたら一体どこまで上がるのかということが出てくると思いますので、そのあたりについてお聞きをしたいと思います。よろしくお願いします。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  それでは、まず、事業費の内訳について、再度説明したいと思います。  資料の6ページをお願いできますか。  まず、(ア)で書いてます平成28年度事業着手時点ということで、この時点では測量試験費2億円、用地費5.3億円、工事費32.7億円を見込んで40億円と。書いていますように、こちらにつきましては概略設計による算出でございます。  次に、その65億の費目ということですけども、その下の表に書いております測量試験費2.2億円、用地費が18億円、補償費1億円、工事費43.8億円ということで、これが65億円の内訳ということになってます。  最後に、7ページを見ていただきましたら、97億円の内訳としまして、測量試験費5.9億円、用地費19.3億円、補償費2.4億円、工事費が69.4億円ということで97億円。ただ、40億円とか65億円というのはあくまで概算事業費ですので、そこから詳細設計を実施しまして、より熟度の上がった計画になって97億となったところをご理解のほうをお願いしたいと思います。 ○木村敬まちづくり活性部新都市政策監  そうしましたら、私のほうから、事業費の財源の内訳ということでお問いかけがございましたので、それについてお答えさせていただきます。  まず、当初の40億円のときもそうですし、あと、スマートインターチェンジということで新たな計画決定がなされたことから追加した25億円もそうなんですけども、これにつきましては基本的にこれまでから申し上げてますとおり、約半分は国庫補助金という形になります。残りは起債と基金などを活用した中で事業を進めていくということで考えておりました。これはこれまでからお答えしているとおりでございます。  今回32億円、また新たに追加になったということでございます。このような32億円上がったところではございますけども、当然32億円につきましても、約半分については国庫補助金、残りは起債と基金などを充てて事業を進めていくというところでございます。説明させていただいたとおり、さきにも説明させていただいておりますけども、この事業期間中につきましては、今申し上げました国の補助金と起債と基金で事業のほうを実施していくと。ただ、起債の償還というところもいわゆる基金で考えられるかということになった場合には、ちょっと今後の寄附金がどれぐらい見込めるかというところがありまして、なかなか額的に必要な額はどうなんだというところはちょっと今時点でお答えすることは難しいところではあります。ただ、額も一定32億円と大きな部分もございますので、全て基金で賄うということは難しいのではないかということで考えているところです。  そうしたときにどうしていくのかというところなんですけども、東部丘陵線が整備されることによりまして、一定東部丘陵地の土地利用も図られます。そういったことによりまして、当然税収の増ということも見込まれますので、そういった税収増になる部分を活用した中で起債の償還に充てていきたいということを今検討しているところでございます。 ○大石雅文まちづくり活性部長  東部丘陵線の事業費が増加になったということで、当初の見込みが甘かったんではないかという、そのようなご質問だったと考えております。まずは繰り返しにはなりますが、平成28年度当初の40億円という事業費の算出に当たりましては、現地の詳細な測量というのはまだこの時点では行えておりません。そういった中で、既存の資料を利用した中で、これまでの道路事業の工事費、このあたりも参考にしながら、単価を用いて概算にて算出した概算事業費となっております。この40億円をもって、まず交付金事業として、国の補助金を頂きながら、事業に着手したというところが、まずこの当初の40億でございます。翌年に、これは1年しかたってないんですが、この時点でいろんな計画が新たに追加になってまいりました。それの一つ大きいのがスマートインターチェンジの計画の決定ということで、これに接続するインターアクセスの区間の道路の変更であったり、先ほど語堂副委員長もおっしゃってました自衛隊の用地の関係であったりとか、このあたりの追加要素をこの時点で見込みまして、ただ、この時点でも追加要素につきましても、概算事業費として25億を見込んで、65億を全体事業費として設定して、ただ、ここから事業を進めていくに当たりまして、一つ大きい課題というのがありました。それは何かと申しますと、新名神の供用に合わせて、この東部丘陵線というのは同時施工で進めていかなあかんという、いわゆる一定の時間軸の中でこの大きい事業を進めていかなければいけないという中で、やはり交付金事業でいきますとなかなか安定した特財の確保というのが非常に難しいということがあります。さらに、いっときの工事になりますので、工事費の平準化というのが図れないという中で、やはりここは東部丘陵線に特化した補助事業を何とか国のほうに採択いただけないかというところで、京都府さんのご協力もいただきながら、国に対して要望も重ね、何とか30年度から国の特化補助事業として採択いただいて、事業を進めてきたところです。  この補助事業の採択を受けてから、補助金を使いながら詳細設計、詳細測量というのを補助対象になりますので、補助金を使いながら事業を進めてきたというところで、今回の東部丘陵線は5キロという非常に長い距離になります。しかも4車線で22メーター50の幅員がある中で、この部分のやはり測量であったりとか、設計をするには多額の費用がかかってまいります。お配りしております資料7ページの上段の表にあります測量試験費、ここで見ていただいたら分かりますように、全体の測量試験費、いわゆる設計などを含めてやりますと6億円程度の費用がかかってくると。当然これを例えば事業化の前に、一般財源を用いてこの6億円でこれらの精度を上げれば、恐らく全体事業費というのは今出しました97億と近い値というのが出てきたと思うんですが、しかしながら、6億円を一般財源で進めていくというのは非常にやはり財源的にも不利だというところで、まずは概算事業費で積み上げた額をもって補助事業を採択いただいて、有利な財源を使いながらこれまで詳細設計を進めてきて、最終的に65億の概算事業費が詳細設計の結果97億円になったというような経過でございますので、ここは特化の補助事業というのを採択いただいてますので、しっかり財源を確保しながらこの事業を進めていきたいというふうに考えているところです。 ○語堂辰文副委員長  費目ごとにということでお聞きしたんですけれども、ここに上げていただいてる6ページ、7ページのこのとおりにお読みいただいてあれなんですけど、委員長にお願いなんですけど、ちょっと費目ごとのそれ、例えば6ページの下のほうでしたら、インターアクセスの追加2億2,000万ということを書いてますけれども、その下にも同じようなことが書いてありますけど、それぞれの費目ごとの一覧表みたいなのをできたらお願いしたいんですけど、委員長、できますか。ここで聞いてると時間があれなので。それが一つです。  もう一つは、報告事項ということで出てきてるんですけれども、以前に塚本深谷線のときでございましたら、予算化がされて、これについて議会で諮られて、それの認可に基づいて事業が事業化されて進められてきました。新市街地も同じであります。今回の40億円が60億円になりましたよ、60億が97億になりますよと、こういうので、いわゆる予算化といいますか、半分は国庫だからということのご説明がありましたけども、そういうのでいいのでしょうかと思うんですけどね。そのあたりについてどういうふうに取扱いされるのかね。これ当然契約になりましたら、僅かの契約でも総務委員会などで審議をされて、本会議で可決されて、それから執行ということになってくると思うんですけども、今のお話でありましたら、報告だけでどんどん進んでいったら、城陽市の財政はこういう形でされたらもたないんじゃないかと私は思うんですけどもね。そこら辺のことについて、最後にお聞きしたいと思います。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  今回報告させていただいた内容ですけども、詳細設計が進みまして事業費が増えるということが分かりましたので、直ちに議会のほうに報告させていただいた次第であります。当然この事業費に基づきまして、令和5年度の当初予算に必要な予算を計上させていただきまして、そこで議会のほうで審議していただくという手順になろうかと思っております。 ○語堂辰文副委員長  いいですか。要望ですけども、今お話ありましたけれど、やはりそういう議会に報告で、それで、あと、予算化のときにはということですけれども、やはり当初の計画から2倍以上、2.5倍からなってきてる。ご回答はありませんでしたけども、最終的に幾らになるんですと聞いたんですけど、それはなかったんですけれども、そのことも含めて、費目別の一覧表で頂けたらと思いますので、委員長、よろしくお願いします。 ○平松亮委員長  すみません、今要望がありましたけど、一覧表は出せるんですか。 ○大石雅文まちづくり活性部長  この費目の内訳でよろしいですかね。内訳というか、内容でよろしいですか。 ○語堂辰文副委員長  はい。これと同じでは駄目なのでね。 ○大石雅文まちづくり活性部長  はい。それと今後、さらなる事業費の増加があるのかという、事業費はこれで収まるのかというご質問ですが、現時点におきましては、当然これは現地調査で測量なり詳細な設計をやった上で、今回地盤改良の対策というのを反映してるところでございますので、この形で、設計で進んでいくという形になります。しかしながら、これは一般の工事でも、どんな工事でも同じだと思うんですが、本格的に工事というのはこれから始まってまいりますので、現場の対応が必要な部分というのはひょっとしたら出てくる可能性はありますので、その部分というのはやっぱり対応していかなければいけないということは考えております。 ○平松亮委員長  そしたら、費目の内訳、もう少し詳しいものを出していただきたいのと、あと、概略と詳細設計の違いというのもちょっと改めてお願いしたいと。当然、大石部長がおっしゃるように、施工していく途中で書いてある修正設計が出てくる可能性もあると思いますので、併せてご説明をお願いしておきます。  ほかに質疑ございますか。 ○相原佳代子委員  失礼いたします。  今報告を聞いていまして、まさしく先ほど村田理事のほうがおっしゃったまちづくりと連動した道づくりということになっていくのかなというふうに思いながら、今聞かせていただきました。そもそもこういった事業という大きな事業ですよね。例えば東部丘陵の整備事業、城陽市におけば塚本深谷線であったりとか、国道24号の寺田拡幅であったりとか、国道307号の奈島の拡幅事業等々、今、これまでもやってきた経過があると思うんですけれども、それと一概に比べることはできないかと思うんですが、今回のやはり概略の設計があって詳細に入り、それまでに、その途中に例えばスマートインターへのアクセス道路のそういったことにより整備に費用がかかったとか、今回の周辺道路、また、基幹物流施設の整備計画に合わせた道路線の拡張であったりとか、各種構造物の見直しなどにより、今回、全体事業費が97億という大きな額が出ているわけですけれども、やはり一遍に、初めに40億やったんが97億というたら、そらびっくりしますわ。ですので、そこら辺の正しいというか、こういうものであるのか、そういう事業をするときには、当初はこういう形だったけれどもこういうふうに大きく膨らむことはある、それの妥当性、そして、もう一つはやっぱりお金のことだと思うんです。先ほどから半分は国庫補助で、残りは起債と基金というような話も出ているんですけれども、やはりその2点がきちっとしたものでないと、やっぱり市民の方もなかなか了解というのかな、あれしにくいところではないかなというふうに思いますが、そのところはどのようにお考えになっておられるのか、分かりやすくご答弁いただきたいと思います。 ○村田正明理事  事業費の当初から今回2倍になったと、2倍以上になっているということで、事業費をもう少し当初から正確に把握できなかったのかということも含めて、京都府の事例も含めまして、少しお答えさせていただきたいと思います。  事業費の判断、当然事業着手するときの判断には、様々なその道路を造るための目的に応じて、適正な判断をしてるんですが、その大きな要素は当然事業費であろうというふうに考えてます。したがいまして、事業着手時点で正確な事業費をつかむというのは非常に大事なことと。事業の着手の判断の大きな要素だろうというふうには考えております。  先ほど大石部長が言いましたように、やはり貴重な財源、一般財源をあまり使わずにどのように調査をしていくかということも当然大事ですし、もう一点は、事業着手前に詳細な測量なり調査を実施するということは、まだ事業をやるかどうか分からない土地の、例えば今回の東部丘陵線ですと非常に山地の多い部分ですから、詳細な測量しようと思えば木の枝を払ったり、土地に傷をつけて穴を掘ったりと。要するに事業化するかどうか分からない土地の現状を変更するということは、これはなかなか地権者の了解を得られないということから、京都府でもやはり既存の資料を使った調査を基準にして判断をしていくということにとどめております。  今回の東部丘陵線の特徴といたしましては、単なる手つかずの山地以外に埋立地があるということが大きな理由でございまして、埋立地の地盤というのは当然詳細な土質調査をしないと何が埋まってるか分からない。したがって、事業費が大きく変化する可能性を秘めてるということであろうというふうに考えてます。  似たような事例で申しますと、京都府の今進めております宇治木屋線というところで犬打峠トンネル、約3.5キロのうち3キロはトンネルでございます。これは当初事業費65億円で事業を着手いたしました。城陽市と同じように着手後、詳細な土質調査を実施いたしまして、工事に着手する前に事業の再評価委員会にかけて、65億から100億円に事業費を見直した上で工事に着手したということでございます。このように大規模な土工、それから土質調査が必要なものについてはその変更幅というのは非常に大きくなる傾向にございます。  一方、町なかの工事、これは航空写真で撮ってもほとんど正確な図面が描けるような町なかの工事におきましては、既存の資料で行いました事業費がそれほど、2倍とかいうような頻度になることは少ないというふうに考えているところでございます。 ○大石雅文まちづくり活性部長  ちょっと城陽市の事業で塚本深谷線というのが直近でやってる道路事業です。これは今、村田理事のほうからもありましたように、市街地の部分が多く占める部分になりますので、これは当初事業費が34億円でスタートしまして、最終的に44億円というところで約3割増しの事業費になったという実績でございます。 ○相原佳代子委員  今、大幅に膨らんだという、事業費が膨らんだことに対する説明を聞かせていただきました。やはり今回着手するのが山地が大きかったこと、そして、埋立地の地盤の土質調査にかかる費用が多かったということ。先ほどちょっと別の場所の事業の65億円の着手というので、土質調査を事前に委員会か何かで調べられた結果、本来ならば65億円着手というのを100億円ということを計画できたというようなことをおっしゃってたんですが、それならば、もちろんそれでそういった今回の塚本深谷みたいな市街地とそういった違いはあると思いますが、100億円の見通しが当初につけられたということをおっしゃってましたが、そういったところとの違いというのはなかったんでしょうか。どうだったんでしょうか、城陽の場合は。 ○村田正明理事  すみません。私の答弁が伝わりにくかったみたいでちょっと訂正も加えさせていただきます。  犬打峠トンネルにつきましては65億円で当初事業化をいたしました。そこから調査、設計は京都府の山城北土木事務所で実施いたしました。京都府の場合は、工事発注前に第三者委員会を持っておりまして、大幅に事業費が増えた場合は第三者委員会の承認を受けて事業費を増やすという手続を踏むことになっております。この第三者委員が専門家、それから一般の方、それから新聞記者等全て入った第三者委員会に、その委員会にかけたのが100億円と。これは調査はあくまで京都府で実施して、それは公共の事業費を、国の補助事業費を頂いて、今回の城陽市と同様に国費を半分頂いた上で調査をした上で、工事の着手する前に事業費を増やして着手したというご説明でございました。少し伝わり方がまずかったみたいで申し訳ございません。 ○相原佳代子委員  犬打峠トンネルですか、これは府がそういうふうな第三者委員会を設けるというふうにおっしゃった。そしたら、これほどの今回、いろいろな大規模な城陽の市道ですけれども、こういった場合も、本来ならばそういうふうな第三者委員会のようなものを当初から設けまして、詳細にそこら辺を詰めていかれたら、今回のような大きな差異みたいなのはもっと出てこなかったのではないかというふうに思うんですが、それは今、京都府と、それから城陽市とまたそういった違いはあるかと思いますのでちょっとどうなのかなというふうに思いますけれども、それはどうなんでしょうか。府と市と、市道の場合はまたちょっとそこら辺が違うんでしょうか。ちょっと分からないですけど、あまりにもぽんと開いたもので、こういうやっぱりご質問が出ていると思うんです。いかがでしょうか。 ○森島正泰理事  市のほうでもそういう第三者委員会みたいなものをつくってはどうかというようなご意見だと思うんですけれども、やはり京都府さん、都道府県と市町村とは規模も違いますし、事業の規模も当然違ってくるわけで、それぞれのやり方というのがあると思います。我々は今までから、そういう事業費の概算というのはその時点で持っている過去の事例でありますとか、概算の手法によって金額を出して、こういう形でお知らせというか、報告させていただいております。ですので、本市がそういう第三者委員会の組織をつくるという考えはないですけれども、従前からこういう概算の費用も当然お示しさせていただいてますし、事業費が膨れた時点ではこういう形で報告をさせていただいているといったところですので、そこはちょっと事業規模が違うというところをご理解いただきたいなと思っております。 ○大石雅文まちづくり活性部長  今回、国の補助事業で動いてますので、この事業自体のいわゆる全体事業費の中で、この道路ができることによっての整備効果というのを整理する必要がございます。65億のときも、これは議会にも事前に報告させていただきましたが、要するに事業評価というのを受けます。いわゆるB/Cというのを算出した中で、この事業費をもって、この道路を進めることによって整備効果が大きいかどうかというところを客観的な数値をもってご説明させていただくというところになります。  今回もこの97億円で、これは5年に1回評価を受けるという形になっておりますので、先ほどちょっと説明でも申しましたように、この秋にもう一度再評価というのを受ける形になります。したがいまして、今回お示ししました97億をもって、再度、この道路の事業効果、いわゆるB/Cを算出した上で評価を受けるという形になります。  京都府さんとは違いまして、私どものところは評価委員会という組織がございませんので、市の都市計画審議会にまちづくりを含めて、東部丘陵線というのはまちづくりに大きく寄与する道路でもございますので、まちづくりとしての必要性であったりとか、それと今、客観的に数値をもって事業効果がどうなのかというのをトータル、総合的にご意見いただくというのが、都市計画審議会でその意見をいただくという形を前回も取らせていただいておりますので、今回もこの97億をもって意見をいただきたいというふうに考えてるところですし、当然事前には議会のほうには再評価を受ける内容についてご報告させていただくというふうに考えているところです。 ○相原佳代子委員  京都府と城陽市とまた立場が違うと思いますので、それはそれで城陽市で今取り組んでいただいている内容は今聞かせていただきました。そして、都計審において、この9月にまたされるということですので、きちっとそれは報告をいただきたいところでございます。  この道路というものが、今後の城陽市には、国道城陽宇治木津川線が開通した際にも大いにこれが市道として評価のあるものだということで、今回これがなされていると思うんですけれども、先ほどちょっと、半分は国の特化補助事業であって、国庫補助がついて、あと半分を例えばおっしゃったのは起債であるとか、基金であるということをおっしゃってたんですけれども、このお金の流れについては、今後どのようにしてそこを充当していかれるようにお考えなのか、その1点についてお聞かせください。 ○木村敬まちづくり活性部新都市政策監  基本的に事業の実施に当たりましては、今、相原委員からもお話がありましたように、事業費の約半分については国庫補助金を充てて、その事業費の残りの部分が、基本的な考えとして起債を充てる。それがおおよそ90%ぐらいが起債、残りが基金というような形になってまいります。起債というのは当然償還していかないと駄目ですので、返していかないと駄目ですので、起債、借りた分については15年かけて返していくという形になってまいります。その回数部分につきまして、先ほどちょっとご説明させていただきましたとおり、基金で全てそれが賄えればいいんですけども、今回ちょっと事業費が大きく膨らんだことによって、その基金だけでは厳しいんではないかということで今想定しているところです。  一定償還、いわゆる起債の返還する額につきましても一定の額になってこようかと思うんですけども、それ以上の東部丘陵線、いわゆる東部丘陵地の土地利用によって、それ以上の額の税収というのも当然見込まれるということで考えておりまして、そういった償還については、繰り返しになりますけども、土地利用に伴って、東部丘陵線の整備によって土地利用がなされて、それに伴って入ってくる税収として増える部分の一部を起債の償還に充ててまいりたい、そのような形で検討していきたいというところでございます。 ○相原佳代子委員  半分は国庫補助ということであるならば、漠と考えて50億ぐらいになるのかなというふうに思うんですけれども、そしたら、その1割は5億が基金というならば、あと45億というのがそういった起債。そしてまた、税収増によるものをそこに充てていくという考え方でよろしいでしょうか。 ○木村敬まちづくり活性部新都市政策監  償還については、おっしゃられたように、基本的には基金を償還に充てて、当然基金というのも最終的にどの程度見込まれるかというところがございますので、それで賄えないということになれば、そこで税収分を充てていくと。税収増ですね、いわゆるそういった収入分を起債の償還に充ててまいりたいということを検討していきたいというところでございます。 ○相原佳代子委員  内容については分かりました。またその都度教えていただきたいと思いますし、それだけにやっぱり山砂利の基金なんかも本当に大事なものなんだなというふうに理解いたしますので、これからもしっかり報告のほうもしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○平松亮委員長  ほかにこの東部丘陵地整備について、ご質疑ある方はお一人だけでよろしかったですか。  質疑を続けます。 ○土居一豊委員  1点だけです。東部丘陵地の埋め戻し、これ見通しはあと何年くらい受け入れられると思っておられますか。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  東部丘陵地の埋め戻し、あと何年という部分でございますけども、先般の京都府議会では、残りの受入れ量が600万というところで京都府の府議会で答弁があったところですけども、ただ、今現在におきましてはまだ砂利採取、穴も掘られてますので、その数字というのは日々変化しているものだと思っております。  それと、ここ近年につきましては、10トンダンプで約20万台の搬入がございます。120万立米ぐらいの搬入があるんですけども、それはここ近年の公共事業、新名神高速道路であったりとか、そういった部分の公共事業が多いのでそういった量は搬入できてますけども、開通した後がどうなるかという部分が読めませんので、なかなか今ここであと何年というのはちょっと正直、答弁しづらい部分がございますのでご理解のほどよろしくお願いします。 ○土居一豊委員  私はこの埋め戻しがどれだけ続くかということは、イコール東部丘陵線の整備費用のうち、自主財源で賄わなきゃならない、一般財源で賄わなきゃならない部分が明らかになってくるんじゃないのか。先ほどの報告では、基金で対応できないことになるとあった。ということは埋め戻しがいつまで続くかによって分かる。もう一つ、東部丘陵地中間エリアの開発がいつできるのということが併せて分かる。事業者が採取してる状況で、やめてください、開発かけますよといって、果たして了解いただけるのかな。それこそ計画は絵に描いた餅である。予算も分からない。そういうことでは本当に東部丘陵地の中間エリアの開発、これから計画的に進むの。真剣に業者さんと、あなたたちの事業はいつ頃終わりますよね、いつ頃になったらやめてもらえますよね、協力いただけますよねというふうな話をどこかでやらないと、特定の業者さんは事業をやめませんよといったら、それこそ虫食い状態で開発がかけられないと。協力いただけるんだったら皆さん全員協力もらうようにしないと、開発が進まないのじゃないか。お金、特に道路整備について語堂委員からいろいろありましたけど、それは仕方ないと私は思う。当初の見積りよりいろんな状況が出てきた。これは仕方ないと思うけど、それでは基金で足りなくなったら一般財源から使いますよと簡単に言っても、埋め戻しでどれだけ今度は、いつまでやるかも分からないということを思ったら、一度真剣に埋め戻しはどのくらいまで続けられるのかということと、どのくらい入るのか、それと事業者さんはどのくらいまで採取してやろうとしてるのか、採取できる土地がどこにどのくらい残ってるのか。どこにどのくらい残ってるということは分かると思うんですよね。何メートル掘ってどのくらい出すのか。土質によりますけどね。そういうことをどこかでしっかり出さないと、私は中間エリアの開発が本当にうまく進むのかな。多分今のままでいったら、10年は進まんだろう。もっと進まないかもしれないと思うんですけど、一度業者さん含め、そういう、今私が言った面について、膝を突き合わせて、今後の城陽市の東部丘陵地の開発の関係について、表に出さなくてもいいけど、真剣に話をすることをやるべきじゃないかと思いますが、お考えはいかがですか。 ○大石雅文まちづくり活性部長  まず、中間エリアの土地利用の考え方ですが、先ほど都市整備部のほうからも報告がございましたように、次の線引きというのが令和5年度に予定されております。そういった中で、私ども東部丘陵地の第2弾の土地利用として、次の令和5年度の線引きに向けて、どのエリアが土地利用が可能なのかというのを今それぞれ山砂利の事業者さん1社ずつ回って、当然会社の中の事情もございます。たくさんの従業員を抱えておられます。突然砂利事業から土地利用にいきなり転換というわけにもいかない、そういう事情もございますので、そういった中でどの範囲なら土地利用に転換していけるのかというのを前向きな議論を今進めているところですので、それらを整理した上で、次の令和5年度の線引きに向けて整理していきたいというふうに考えております。 ○土居一豊委員  特に埋め戻しに伴う経費の面、どのくらいまで続いて、どのくらい基金が入るということについては、一度やはり計算してほしいな。その上で、どの段階になったら基金が枯渇して、市債の返済に当たっては、一般財源を使うんだったら使わなきゃならないというものについては、やはりこの際、東部丘陵線が完成する前後には出してほしいな。それをやっぱり市民の皆さんに明らかにしておかなきゃならない。やってきましたよ。しかし、将来見通しとしてはこうです。ある時期になったら申し訳ないけど、一般財源を使わせてください。そのときには東部丘陵線の中間エリア、今回の線引きで事業者さんが入ってきます。そこから入ってくる税収等も含めて活用していって、市民生活に影響のないようにしていきますよというくらいなことも含めて市民の方に説明し、理解をもらっておくことが必要じゃないのかなと思いますけど、部長はもう考えておるんじゃないかと思いますが、再度、答弁をお願いします。 ○大石雅文まちづくり活性部長  先ほど申しましたように、次の線引きのところでどこの部分の土地利用できるのかというところで、今、実際、東部丘陵地の中でいわゆる砂利採取業でくぼ地があるところというのは把握しております。しかしながら、それを今、業を継続するのであれば、そのくぼ地というのは今のタイミングでは埋められないというところがございます。ただ、土地利用に転換となると、またそこの部分は変わってまいりますので、最終的にはやはり土地利用、次のときに土地利用の部分をどの部分を進めていくのか、それによって埋め戻す範囲がどこまでいけるのかという部分が一定見えてきますので、その部分の精査というのをしていく中で、当面のこの期間まではどれぐらいのボリュームがあるのかというのはある一定想定ができるというところもございますし、そういった整理をしていきたいというふうに考えています。 ○谷直樹委員  すみません、ちょっと1点確認なんですけど、東部丘陵線、97億円という予算で、事業費で、塚本深谷線が44億円。約倍の予算で東部丘陵線、新名神高速道路の側道に、これを見てますと4車線の車道と歩道と自転車道、こんな道路が山の中にできる。想像してみたら、今の新市街地の国道24号、あの道が山手にできるという、大規模な事業ですね、これね。これらを市として、この事業、すごいですなと僕は思いますね。国道24号を造るんやね、山手にね。将来は城陽井手木津川線とつないで、当然この東部丘陵線でいいますけれども、府道の運動公園線かな、それとつないで、歩道とつないで、将来は国道24号になるんじゃないかな、一部ね。そういう形で私は思ってますし、すばらしいなというふうには思うんですけど、その中で1点だけ、これだけ立派な道にライフライン、これは私、前に言うたと思うんですけど、これはどうするんやと。先に入れておいたほうがいいんじゃないかなと思うんですよね。先ほど土居委員のご質問もありましたけど、中間エリア等々のことを考えたら、先にこれを入れておくべきじゃないかなと思うんですけど、後からというような、たしかご答弁やったと思うんですけど、その辺いかがでしょうね。もう一度ちょっとお聞きしたいんですけど。 ○大石雅文まちづくり活性部長  今おっしゃったように、道路整備のタイミングで例えばライフラインの水道管なんかの埋設を行えば、後々、後に掘り起こしが出ないという面での費用面であったりとか、供用開始前ですので、当然車の通行がないわけですので、施工性からも有利であるというふうに承知しております。しかしながら、中間エリアにおいて誘致していく具体な業種というのが今まだ見えてない段階ですので、当然そこに必要な、例えば水道であったらその供給量、いわゆる管のサイズなんかを決めるというのは、今の段階では非常に困難な状況です。例えば管径が小さいものを入れておけば当然供給できる量というのが少なくなってまいりますので、仮にこれから誘致する企業なんかの話が進んでいったときに一定の制限がかかってしまうという課題が一つございます。また、そしたら、ほんなら大きめの管を入れておいたらどうなんだという、そういう議論になってくるかと思うんですが、ちょっと水道の関係でいきますと、大きい管の中に水を張ったときに、それだけの使用量がないと管の中の水の動きが鈍くなってしまいます。そうなってくると適正な水道水の供給というのに大きな課題が発生してくるというふうなこともお聞きしております。そういうところでなかなか今の段階で管径を決めるというのは非常に難しいというのが一つと、それと、新名神事業と同時施工で進めていかなあかんという東部丘陵線の工事でございますので、したがって、そういう時間軸の関係からも、同時に埋設するというのは今の段階ではちょっと難しいと。  しかしながら、先行整備の部分につきましては、この開発において、可能な限り手戻りとならないような形で当然必要なそういうライフラインであったりとか、このあたりの整備というのは進めていきたいというふうには考えているところです。 ○谷直樹委員  今のことはよく分かるんですけどね。例えば空管を入れておくとかね。そこへ入れてあったら、変わってから管を入れる。たしかどこかの城陽市の水道の埋設の中で空管の中へ入れてるところもたしかあったような記憶が僕はあるんですけど。そういうことで施工的にどうか分かりませんけど、先に管を入れたる。歩道に入れちゃう。歩道に入れちゃったらあまり圧力がかからへんから、その辺どうかなというふうに、僕の思いですけど、その辺も併せてどうでしょうか。 ○大石雅文まちづくり活性部長  共同溝的なものを先に入れてはどうかという一つのご提案をいただいたところです。今回、東部丘陵線の部分は5キロも延長がございますので、今ちょっと具体にどういう形がいいのかというのは申し上げられませんが、できる限りの範囲で後戻りのないような形というのは十分に検討していきたいなというふうには考えてるところです。しかしながら、ちょっと今申しましたように、ライフラインの関係というのはやっぱり誘致する企業の業種によってかなり左右されますので、この部分というのは一定ご理解いただけないかというふうには考えてるところです。 ○谷直樹委員  空管を入れておいたら、管の口径、最大ここやというのは僕は計算できると思うので、その辺はまた検討してもらいたいと思います。
    平松亮委員長  ほかに質疑ありますか。           (「なし」と言う者あり) ○平松亮委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  暫時休憩いたします。説明員の方はご退席願います。           午後4時21分 休憩         ───────────────           午後4時26分 再開 ○平松亮委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  閉会中の委員派遣、管外行政視察についてお諮りをいたします。  実施日については、令和4年7月26日から28日までの3日間といたします。また、視察先、視察目的は、7月26日、東京都渋谷区、新しい短距離移動インフラの実現に向けた連携協定について、7月27日、茨城県牛久市、既存集落内の自己用住宅の取扱いについて、7月28日、同じく茨城県土浦市、つくば霞ケ浦りんりんロードについてとし、以上について、議長に対し委員派遣承認要求の手続を行います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○平松亮委員長  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  次に、閉会中の継続審査及び調査についてお諮りをいたします。  お手元に配付の所管事務調査の特定事件については、議長に対し閉会中の継続審査及び調査の申出をいたします。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○平松亮委員長  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  本委員会の本会議における委員長報告については、申合せにより委員長一任となっておりますので、ご了承願います。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  本日の日程は全部終了いたしましたので、これをもって散会いたします。お疲れさまでした。ありがとうございました。           午後4時28分 散会        城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。                            建設常任委員長                                平 松   亮...